78僕のお家がもう1つ?それに僕達の新しい乗り物
ばあばが、良い物作ってくれるって言ってから、2日経ちました。いつもみたいに、じいじと一緒にお砂場で遊んでたら、ばあばが呼びに来ました。良い物が出来たから、お家に入りましょうって。
ばあばが先頭で3階まで行って、お部屋の前に到着です。このお部屋、僕1度も入った事ないお部屋です。
「この部屋は今、誰も使っていないのよ。だからお掃除をして、ユーキちゃん達の遊びのお部屋に、変えちゃったわ。」
遊びのお部屋!やったあああ!
「はやく、はやく、はいるでしゅ!」
ばあばが、お部屋のドア開けてくれます。お部屋の中には…。
「ふおおおおおおおおっ!!」
凄い!僕はそれに近付きます。お部屋の中には小さいお家があって、中に入って
遊べるようになってます。僕とシルフィー、ディルとリュカ、小さい子だけが入れるお家です。
それから、いろんな物が置いてあって、じいじ達から貰ったおもちゃや、ジョンお兄ちゃんから貰ったおもちゃが、綺麗にならんでました。
「喜ぶのは、まだまだこれからですよ。アシェル、アレを。」
ばあばがアシェルに何か言うと、アシェルはお部屋の外へ。少しして戻ってきたアシェルは、車みたいなおもちゃ持ってました。
「ユーキちゃん先頭に乗ってみて。それからシルフィーちゃんは後ろよ。」
僕が乗れるぐらいの車です。車の後ろには、別の車がくっ付いてます。ばあばに言われたとおり、僕とシルフィーは車に乗っかりました。
「いい、ユーキちゃん。そのまま前に進んでみて。」
足を動かして前へ。タイヤが回って、ちゃんと前に進みます。
「おお~!しゅごいでしゅ!シルフィー、しゅっぱーちゅでしゅう!」
お部屋の中を、行ったり来たり、楽しいなあ!少し遊んで、僕はばあばの所に戻します。ちゃんと言わないとね。
ばあばの前に立って、お辞儀して。シルフィーもばあばの足に、スリスリです。
「ばあば、ありがとでしゅ!」
「ん。ありがと。」
「はい。どういたしまして。喜んでもらえて、ばあばも嬉しいわ。」
ばあば、とってもニコニコです。
じいじがね、車のおもちゃ見て、廊下でも遊べるんじゃないかって。よし!さっそくやらなくちゃ。僕はじいじにドア開けてもらって、またシルフィーと車に乗ります。僕の前にはディルとリュカが乗ります。
「しゅっぱーちゅ!」
廊下に出て、どこに行こうかな?うんと、3階には…。お父さんのお仕事のお部屋と、荷物を置くお部屋と、それから…。分かんない!分かんないから、お父さんのお仕事のお部屋に行こう!
「とうしゃんのところ、いきまちゅよ!」
「あっ、今旦那様は…。」
「あれは止まらん顔じゃのう。しまった…。」
「あなたが、余計な事言うからよ。せっかくあの子が仕事してるのに、まったく。」
お父さんの、お仕事のお部屋に近付きます。だんだん上手く、乗れるようになってきたよ。スピードアップです。ん?マシロとエシェットがゆっくり、僕の横歩いてる。あれ?スピードアップしたと思ったけど、あんまり早くない?
「マシロ、エシェット、ぼくおしょいでしゅか?」
マシロが僕のお顔に、自分のお顔擦り付けて、そしてエシェットは、僕の頭なでなでして、そんな事ないって。でも、それが出来るって、やっぱり遅いんじゃ。
よし、これも練習しなきゃ!練習するものいっぱい。頑張ろう!
お父さんのお仕事のお部屋に、到着です。
「トントン。とうしゃん、あけてくだしゃい。」
「のう、アシェルよ。ユーキはトントンって、ドアをノックせず、自分で言うのか?」
「ああ、それはですね。ユーキ様はまだ、小さいですからね。何か持っている時や、している時は、声でノックをするのです。私達ならば、どうにかするのですが、そこまでユーキ様は考えませんから。」
「そう言えばウイリアムなど、足でノックしとったのう。懐かしい。」
僕がトントンって言ったら、すぐにお父さんがドア、開けてくれました。僕はそのまま部屋の中に入ります。お部屋の中をぐるぐるぐる。良い物作って貰ったなって。でしょう?シルフィー達も遊べるし。本当にばあば、ありがとうです。
そのままお父さんのお部屋で遊んでたら、アメリアがお昼ご飯、呼びに来てくれました。なので、また車で移動しようとしたら。
「およよ…。」
階段で、下りられなくなっちゃいました。あらら。車はここまでです。お父さんに抱っこされて、皆んなでご飯のお部屋へ。なんとか車で、下まで降りられないかな?後で考えよう。でも、下まで降りたら、今度は3階までが大変?僕じゃこれ運べない…。それも考えなきゃ。
お昼ご飯食べて、おやつの時間まで、ばあばがお庭お散歩しましょうって。お母さんとばあばとアメリアで、お庭を歩きます。お父さん達はお仕事の続きです。さっき僕と遊んじゃったからね。アシェルが見張るんだって。ごめんねお父さん。じいじは何かする事あるからって、どっか行っちゃいました。
「まだ暖かいけど、寒くなったら、お散歩もなかなか出来なくなるわねえ。前みたいには動けないもの。」
「ぼくは、ゆきで、あしょびたいでしゅ!」
「ふふ。ユーキちゃんと一緒に遊ぶのは、大変そうね。ばあば頑張らなくちゃ。」
ばあばは笑って、腕を、ブンブン回してます。とってもお元気のばあばです。
そう言えば、じいじとばあば、いつまで居てくれるのかな?ずっと一緒は、やっぱりダメかな。僕、ずっと一緒がいいなあ。




