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優しい家族と、たくさんのもふもふに囲まれて。〜異世界で幸せに暮らします〜  作者: ありぽん


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お正月番外編 始まりの日と、いつも通りのユーキ

「あけまちて、おめでとごじゃいましゅう。」


 僕は朝マシロに起こしてもらってからすぐ、用意してあったお洋服を、自分1人で頑張ってお着替えして、乗り物に乗ってご飯食べるお部屋に行きました。それで中で待っててくれたお父さん達にご挨拶です。

 あのね、この世界にも、お正月みたいのあるみたい。始まりの日って言って、新しい年の始まりの日で、ご挨拶も一緒なんだよ。

 それからね、今日は皆んなお仕事お休みです。メイドさん達も、使用人さん達も、料理人さん達も、皆んな皆んなお仕事お休みです。街のお店もお休みなんだよ。だからね、今日はテーブルの上に、1日分のご飯が乗ってます。昨日のうちに全部用意しておいたんだよ。勿論僕のおやつも用意してあります。


「おお、明けましておめでとう。ちゃんと言えて偉いな。」


「ユーキちゃんおはよう。それから明けましておめでとう。」


「ユーキおめでとう。」


「おう、おめでとう!」


 皆んなご挨拶が終わって、お皿に今食べる分だけのご飯のっけていただきますです。ご飯食べ終わって、使ったお皿はごみ箱に。紙のお皿だからいいんだ。それからお母さんが僕のお洋服ちゃんと直してくれました。ボタン間違えちゃってた。失敗、えへへ。

 ちゃんとお洋服着て準備はバッチリ。これから皆んなにご挨拶に行くんだ。


 僕はお父さんのお馬に乗って。お母さん達はそれぞれお馬に乗って、皆んなに会いに行きます。街の中心に行くまでに、オリバーさんとノアさんに会ったから、その場でご挨拶。お父さんがリアムさんとマシューさんの事聞いたら、お酒飲みすぎてお家で寝てるから、会えないんじゃないかって。そっか残念。ご挨拶したかったのに。2人と別れて次はクロエさんに会いに行きました。


 街の中心に着いたけど、お店やってないからとっても静かです。いつもは騒がしいからね。クロエさんのお家はお店の後ろにあるんだって。お家に行って挨拶して、次はリク君のお家。挨拶する人が多いから、どんどん挨拶して行きます。

 挨拶するお家、全部回り終わったのは、お昼の時間が終わった後でした。お昼食べて僕は遊んでて良いって。何して遊ぼうかな。


 今日はお家の中もとっても静か。しぃーんてしてます。お外は寒いからお家の中で遊ぼうっと。最初はマシロ達とおままごとして、次は乗り物で遊んで。後はどうしようかな?そうだ。この前じいじから貰った絵具で遊ぼうっと。


 絵具のお皿用意して、筆も用意して。紙も用意して…、紙ない。パスミル用の紙はあるけど、絵具用のがないです。どうしよう。もう絵具出しちゃった。僕はお部屋の中探すけど、どこにも紙がありません。困ってたらリュカが乗り物にお絵かきしたらって。ばあばがくれた乗り物にお絵かきして、もっとカッコよくしたら良いんじゃないって。

 そうだよ。いろんな絵描いて、カッコよくしちゃおう!皆んなに筆渡してお絵かき開始です。リュカとディルが2人で1本筆持って、マシロとシルフィーは咥えて、エシェットはお昼寝中です。


 僕は僕が乗る方の乗り物に絵を描きます。ディルとリュカもね。うーん。やっぱり最初は僕のだよって印つけなきゃ。手のひらに絵具つけて、1番前の所にぺたって手をつけます。手を離したら上手に印がつきました。これで良し!次は他の所にお絵かきです。前にお父さんに怒られたから、お顔には描かないように注意しなきゃ。


 いろんな絵を描いて、隣で描いてるマシロ達の方の乗り物見たら、そっちもいい感じです。どんどん乗り物カッコよくなるよ。乗るところにも絵具を塗って、これで完成です。


「ぜんぶぬれたでしゅう!カッコいいでしゅね!」


「ユーキユーキ、まだぜんぶ塗れてないよ。ほらあそこ。」


 リュカが指指したのは、タイヤのところでした。あっほんとだ。あそこ塗り忘れてる。タイヤは何色で塗ろうかな?うーん。よし!僕が乗る方は緑、シルフィーの方は黄色!これで最後だからしっかり塗らなくちゃ。そして今度こそ。


「できたでしゅう!皆んな乗るでしゅよ!」


 カッコよくなった乗り物に乗って、部屋の中走ります。後でお父さん達にも見せなくちゃ。お父さん達、羨ましいって言うかな。乗せてあげても良いけど、小さいから乗れるかな?

 たくさん遊んで、マシロがそろそろおやつの時間じゃないかって。そう言われた時は、お部屋にお父さんが入ってきました。それでね、お部屋に入った途端にピタって動かなくなっちゃった。どうしたの?不思議に思ってたら、お父さんの後ろからザクスさんが入ってきました。


「おう、ユーキ明けましておめでとう。お菓子を…。」


「ザクシュしゃん!あけまちて、おめでとでしゅう。それおかしでしゅか!」


 ザクスさんに駆け寄って抱きつこうとしたら、お父さんが僕のお洋服掴んで止めました。


「ユーキこれは何だ?」


 お父さんが見てるのは僕の乗り物。


「はいでしゅ!ぼくたちののりものでしゅ!カッコいいでしょう。」


「で、床のこれは何だ。」

 

 これ?よく見たら、緑と黄色の線がついてました。いつの間に?こんな線ついてなかったよね。誰、こんな線つけたの。


「おいウイリアム、ユーキの尻見てみろ。」


「尻?…何だこれは!!」


 何々?僕のお尻がどうしたの?あ、それよりちゃんと報告しなきゃ。お顔にはお絵かきしなかったよって。なんかびっくりしたお顔してるお父さんに報告です。


「とうしゃん、ぼくおやくしょくまもったでしゅ。おかおにお絵かきしなかったでしゅ!それと、マシロたちにもお絵かきしなかったでしゅ!えっへん!!」


 僕はお胸を張って、腰に手をつけて報告しました。


「………ユーキ、お前は始まりの日早々、なにやってるんだああああ!!!」


「ふえ?!」


 お父さんがお母さん呼んで、僕の姿とお部屋見てびっくりしてました。後から来たお兄ちゃん達は大笑い。

 なんかねあの絵具、なかなか乾かない絵具で、僕達すぐ乗っちゃったでしょう。だからねお洋服のお尻の部分とか、床とかに絵具がバッチリついちゃったんだって。それからね。


「はははっ、これが前にウイリアムに聞いてた、顔のお絵描きか。こりゃあ面白いな。」


「笑い事じゃない。まったくユーキは大人しく遊んでると思えば、ろくな事しないな。はあ~。」


 僕お顔にお絵かきしなかったのに、顔中絵具だらけだったみたい。この前と変わらないだろうって怒られちゃったよ。でも、お父さん以外は大笑いしてたから、ほんとはお顔のお絵かきしても良いんじゃない?お母さんなんか、僕のお顔綺麗にしながら、ずっと笑ってるもん。

 綺麗にして、お着替えもして、皆んなでお休みするお部屋に移動しました。僕はザクスさんのお土産のお菓子食べてニコニコです。

 

「それにしても笑ったな。これで今年1年楽しく過ごせそうだな。」


「そうね。私もたくさん笑ったからきっと楽しい1年だわ。」


「待ってくれ、それだと私は怒ったのと、ガックリしたので、あんまりいい年じゃなさそうじゃないか。」


「そうね。あなたはユーキちゃんのおかげで、苦労が絶えない1年になるってことね。」


 お父さんがお菓子食べてる僕のこと抱き上げて、それからとっても真剣なお顔しました。お仕事してる時とおんなじお顔です。そして。


「ユーキ何でもいい。今から俺が笑えるような事やってくれ!!頼む!!」


「ふえ?」



      ***************************

 明けましておめでとうございます!!

 更新遅れました。すみません。ネタ考える時間がなくて、どっかでやらかした話と同じようになってしまいましたが(^^;;

 ウイリアム家の始まりの日はこうして過ぎて行きます。いつも通りに始まり、いつも通りに終わる。これが今のウイリアム家、いやウイリアムの1年です。苦労が絶えませんが、それでも夜になれば、いつも通り楽しそうな笑い声が、屋敷の中に溢れます。皆んなユーキを見れば自然と笑顔になってしまうのです。

 今年もユーキのやらかしは、いつも通りに発動します。と言うか去年より、パワーアップ?


 そんなこんなで、今年もユーキ一同、よろしくお願い致します。

 2020年が、皆様にとって良い1年でありますように。

 

 

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