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試作詩作  作者: 時雨良明
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合わせ鏡

ひとり

さみしい


ふたり

せつない


ひとりがいいの?

ふたりがいいの?

それとももっとたくさんいればいいの?

わかんないよ、わかんない

でも辛いんだ

穴を埋めたい


そうして彼は友達をたくさん作ろうとしました

そうして彼女はたくさんの友達を作りました

でもなんの価値もない

数ではなんにも埋まらない


そんな彼女と彼が出会った

どちらも大きな欠乏感だけを抱えていたから

お互いが気になるのにそう時間はかからなかった


そうして二人は恋に落ちる

合わせ鏡の自分を抱いて

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