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試作詩作  作者: 時雨良明
82/400

いつのまにか

気づけば物語は終わりを迎えている

バッドエンド?

それともハッピーエンド?

いつのまにか終わってた

何とも似つかぬ物語


でもそれを知ってどうしようというのだろう


バッドエンドを変えようなんておこがましいじゃないか

今更としか言いようのない努力

今更としか言いようのない感触

手遅れとしか言いようのない現実

避けようとする方がぎこちない


ハッピーエンドだったから笑っているなんて気持ち悪いじゃないか

今更としか言いようのない結末

迎えた結末に文句をつけるわけでもなく

ただ流された挙句に得た結末

笑って享受するだけでハッピーエンドなんて

笑い話にしても笑えない


さあ結末を迎えに行こう

流された果てではなくて

自分が定めた結末を


その時初めて

バッドエンドとも

ハッピーエンドとも似つかぬ

結末の形を言葉に変えられるだろう

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