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試作詩作  作者: 時雨良明
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65/400

輝きを追い求めているから

物語は始まりの時を待っている

いつか終わりの日がくると知ってなお

始まりの時を待っている


私は終わりの時を恐れている

だから始まることも恐れている

始まらなければ輝けないと知ってなお

終わりが怖いから始まりの時を恐れている


海は始まることを知らない

いつまでもただ流れている


空は始まりの日を持たない

いつまでもただそこにある


大地は始まりの日を知らない

未来に向かうことを知らない


星は終わりの時を待っている

始まったその瞬間から

人知れずに終わる時を待っている


私はどうしても彼らのようにはなれない

自由気ままに始まり自由気ままに終わる

そんな当たり前のようなことができない

輝きは神聖だし輝きを追い求めていたい

だから私はいつまでたっても恐れている

始まりの時を、終わりの日を

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