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試作詩作  作者: 時雨良明
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無限大の熱量を

私の心に圧倒的な熱量を

あなたに捧げるために熱量を

さあ物語が始まる時

私はあなたに全てを捧げるから

あなたが幸せにならないなんて認めないし

私と結ばれないなんて認めたくない

歪んだ熱量をもっと強くして

私をあなたのものに、あなたを私のものに

完結した世界を持とう

二人だけで熱を高めあって

いつまでも、いつまでも

ただひたすらに熱を持とう

そうして熱に浮かされたように

熱量だけを高めあって

遥かな高みへ飛んで行って


またいつかこうして

二人になろう

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