表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
試作詩作  作者: 時雨良明
58/400

ごめんね、でもさよなら

僕は君にさよならを告げる

二度と会うことはないだろう

涙が一筋溢れるけれど

僕は前を向いて歩き出す


後悔はしてますか?

多少はしてるんじゃないかな

僕も君も後悔ばかりで

真っ直ぐ歩いてきたとは口が裂けても言えないよね


満足はしてますか?

僕は全然

君もきっと満足はできてないんじゃないかな

ハッピーエンドなんて笑っていうなんて

僕には絶対出来ません


納得はしてますか?

僕は納得してます

君はきっと納得できないんだろうな

一方的な最後通告

決して笑ってできることじゃあないようで


笑っていられますか?

僕は笑うなんて出来そうもないけど

君はいつも笑っていたね

僕もいつか君みたいに

いつまでも笑っていられるようになるから


涙はいりますか?

僕は必要って答えます

君はきっと照れていらないって答えるんだろうけど

最後の手向けぐらい

ちゃんと残してあげたいから


ひとしずくだけ涙を残して

静かにさよならを告げます

バイバイ 君


最後に一言聞こえた気がした

さよならって小さな声が

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ