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試作詩作  作者: 時雨良明
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虹色の風船に、誰より真っ直ぐ希望を乗せて

心踊らせる世界がそこにあった

惹き込まれるように

吸い込まれるように

自分はそこに立ち入った


その世界にはたくさんの風船が転がってた

赤に青に橙に紫に

虹色の世界だった

自分は無我夢中で風船を拾っていった


ふと、誰かが言った

「そんなに拾えるのすごいね。」

その一言で世界が変わった


いっぱい拾わなきゃ

両手が埋まっても もっともっと

誰かが言った何気ない一言が

自分の脳に刻み込まれたみたい


気がついたら世界がモノクロになっていた

白い世界に転がってる黒い風船

消えた色に少し寂しく感じたけど

ただ追いかけて拾って また追いかけて拾って


あれ、なんで追いかけているんだろ

なんで拾っているんだろ

わからない なんでなの?

でも自分には確かな言葉が刻まれてた

あ、すごいからだ

その言葉が私の心を踊らせなくなったけど

しがみついて拾い続けた


ふと前を見る

たくさんの風船をもった人がいた

自分よりもたくさんもっている

虹色の風船を抱えて

笑顔で走っていた


自分よりすごい人がいた

自分は何をしていたの?

なんにもすごく、なかったよ


楽しさを 返してよ

影ねこさんとの合作。影ねこさん執筆僕感想です。

失礼。1連目が抜けてた。

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