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試作詩作  作者: 時雨良明
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したたりおちる

欲しいものは血、血、血

求めたものは血、血、血

傷の証が欲しかった

痛みの証が欲しかった


あなたが私を傷つける

僕が君を傷つける

そんな痛みすらも甘美なもので

私は血の流れる音を聞く


血、血、血が欲しい

求めたものは血、血、血

痛みの証拠が欲しかった

狂った望みは自分だけで満たされる


許せないから傷つけたがる

血を見ると渇望が満たされる

傷ついた私と

それ以上に傷ついた

あなたが

あなたがいて

傷跡から流れた血を舐めあう


欲しいものは血、血、血

求めたものは血、血、血

涙の代わりに血、血、血

血の味だけが私を救う


最後の日まで血を舐めあう

傷跡を舐めあって痛みに生を覚え

私は生き続ける

私たちは生き続ける

僕らは生き続ける

いつまでも涙の代わりに血を舐めながら


求めたものは血、血、血

涙の代わりの血、血、血

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