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試作詩作  作者: 時雨良明
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わたしのどうしてもゆるせないこと

迎えに来たよ

ぽつりと呟く

地の底に沈んだ体で

救えなかったあなたの前で

私はぽつりと呟いた


救いたかったのかな?

今でも少し疑問符が混じるけど

多分僕は救いたかった

愛しいあなたを救いたかった


絶対に救えなかったのかな?

今でも少し疑問符が混じるけど

多分僕は救えなかった

繰り返しても同じ結末を迎えるんじゃないかな


でもこの終わりを認めたくはない

何度繰り返してでもあなたを救いたい

結論は出ているけれど

救えないってわかっているけれど


それでもいつまでも繰り返し続ける

無意味な執着と罵られながら

いつまでも、ただいつまでも

報われる日を求めて繰り返す


胸にあるのはただ一言

この結末を認めない

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