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わたしのどうしてもゆるせないこと
迎えに来たよ
ぽつりと呟く
地の底に沈んだ体で
救えなかったあなたの前で
私はぽつりと呟いた
救いたかったのかな?
今でも少し疑問符が混じるけど
多分僕は救いたかった
愛しいあなたを救いたかった
絶対に救えなかったのかな?
今でも少し疑問符が混じるけど
多分僕は救えなかった
繰り返しても同じ結末を迎えるんじゃないかな
でもこの終わりを認めたくはない
何度繰り返してでもあなたを救いたい
結論は出ているけれど
救えないってわかっているけれど
それでもいつまでも繰り返し続ける
無意味な執着と罵られながら
いつまでも、ただいつまでも
報われる日を求めて繰り返す
胸にあるのはただ一言
この結末を認めない