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試作詩作  作者: 時雨良明
360/400

砕け散った砂時計

指先に絡めた永遠

季節が巡って

蝋燭の火が消えるように溶けていって

今はもう感じ取ることができない


君と繋いだ手が解けるなら

君との思い出も消えていく

今を生きる僕らは

失ったものを思い返すことすらできない


僕が抱えた今

半分が嘘で半分が空白

つぎはぎの歴史を紐解けば

誓った永遠という嘘が見つかる


傷の数だけ思い出があったら

幸せ色に染められたはずの

まだら模様にくっついた目は

僕を睨んだ






字数稼ぎ。

好きになったり嫌いになったり。記録してくれる人がいないとどんどんいろんなものが消えていくんだ。僕だって覚えてたいよ。

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