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正直に言うなら僕は記憶喪失と大差ないようです
本日書いた二つの詩は秘蔵ファイルへと収納されました。これは10/28に書いた詩にタイトルをつけたものです。
欠けた記憶を埋めた嘘
空白に埋まった石ころの数々
その大元はなんだったか知っていますか?
嘘つきの問いかけは静かに消えゆく
歩いてきた道を振り返らない
嘘つきは目を背け続けた
どれだけの嘘があなたの元を訪れ
そのどれだけを本物に変えただろう
夢で見たのか現実にあったのか
30分前のこともわからないまま
寝ぼけた頭を振りながら歩き出したのは
朝9時の遅刻を気にしない誰か
つけた眼鏡の鼻当てが曲がっていたのは
夢の中か現実のことなのか




