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試作詩作  作者: 時雨良明
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一瞬だけでも輝いて

私は一言だけ呟いた

勇気をください

逆らう勇気を

言葉は届かずぽつりと佇むだけでした


佇むだけの言葉に命を与えよう

私の未来への希望を全て与えよう

明日への願いの全てを与えよう

さあ朝日を登らせる日がきた

さあ笑って朝日を迎えよう


でも笑い方を忘れた私はどうすればいい

笑うことすら満足にできない私は

人生で一体何を学んできたのだろう


笑うことが満足にできなくてもいいですか

生きることに胸を張れなくてもいいのですか

私の人生に意味はなかったかもしれないけれど

きっとあの言葉はいつか輝いて


ただただ私という空白の全てを与えた

言葉は世界に輝いて

私よりもはるかに輝いて

いつか消えていく日に笑っているだろう

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