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試作詩作  作者: 時雨良明
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天から悲しみが降り注いで

天から悲しみが降り注いでくる

空がそれを包み込み

それでも癒しきれない悲しみたちが降り注ぐ

尽きることなく、延々と


そこに寂しさを覚えた人がいた

ただ悲しみだけが降る光景に

それは寂しいと訴えかけた人がいた


それを美しいと讃えた人がいた

悲しみたちの光が美しいと

そう訴えかける人がいた。


悲しみの雨が降り注ぎ

人々はそれにつぶやきを混ぜ

やがてつぶやきたちが歌に変わり

世界を優しく包み込む


悲しいだけの日々に

寂しいだけの日々に

美しいだけの日々に

さよならをつげよう


世界の歌声にありがとう









雨を見て寂しさを感じる人。雨音に美しさを感じる人。悲しみの雨音と人々のつぶやきが混ざる。そんな世界にありがとうと恨んでいますを言いましょう。

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