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モノクロだった青空
僕の目に映るモノクロの青空はいつ見ても変わらない
雲が流れて、夜になって
それでも全く変わってない
いつまで経っても白と黒
晴れた空に注ぐ太陽は
美しくもなければ眩しくもなかった
みんなの持ってる青空も夜空も
僕には見えない輝きに満ちてるような気がして
みんなそんなことないって言うけど、嘘だろう?
美しい青空に期待をかける
いつか僕もあの空のように高く遠くへ行くからと
モノクロの青空を見通して
その先にある美しさを見つけるから
そしたら…!
そしたらあなたたちとともに歩めるかな
こんな薄汚れた言葉じゃなくて
こんな汚らわしい身体じゃなくて
あなたたちとともに歩めるよね