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試作詩作  作者: 時雨良明
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となり

本気で心配してるんだよってみんな言うけど、そばにいてくれる人はどこにもいない

僕はひとりだ

いつもひとりだ


心配してるならそばにいてよ

僕をひとりにしないでよ

言葉にするのは怖すぎるから

僕はやっぱりここにひとり

昔となんら変わることなく、ひとりぼっち


誰も隣にいないんです

どこにいたって、僕はひとり

日常を彩るひとりとして

寂しいをうわごとのように歌いながら

隣に空席を用意して待ってるから

…誰か僕の隣に来てくれませんか


待ってるだけじゃだめとかみんな言うけれど

じゃあ一体どうすればよかったの?

話しかけても誰も見てくれないじゃない

努力したんだよ、僕は

嘘なんてつかないし裏切らない

そんな僕にできる精一杯は些細ですか?小さいですか?

届かない手は届かせられない僕が悪いですか?


隣に空席を用意して待ってるから

誰か、誰かわたしの隣に

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