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試作詩作  作者: 時雨良明
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色覚異常

私の目に映る景色は

あなたの目に映るそれと一体どれほど違うだろう

うつむいたままの目にはただ

アスファルトの色だけが残っていた


空の色が違いすぎる

あの青空があなたには灰色

そう言って笑ってたのはいつの日か

モノクロの景色は私たちの距離も遠ざけて


等しいのは風の音だけ

等しいのは雨の音だけ

それ以外の全てが違いすぎて

私たちは遠すぎた


あなたのモノクロの景色には

私のことは映ってますか

私の瞳に映るあなたは

ひとりぼっちで寂しそうでした


私がそばにいるのに気づかないで

いつもひとりぼっちみたいな顔してた

あなたと同じ景色を私も見ていたいよ

ねえここに、あなたのそばにずっといるから


気づいてよ

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