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言葉
もう詩には興味ないのかな
君と僕とをつなぐ架け橋だったのに
もうきっと詩には興味ないんだろうな
少し寂しい
合作するのが楽しみだった
詩は僕の方が上手くて
ここをこうしたいな、とか
この言葉いやだな、とか
僕が好き勝手に言ってたように思う
僕は違和感を感じるのは得意だったけど
どうすればいいのかは全然知らなくて、わからなくて
結局わがままばかり言ってた気がするな
でももう君は詩を書いてない
きっと僕のことなんて忘れられてるよね
寂しいけれど、別にいいかって気にもなる
君には君の人生があって
その邪魔はできませんから
でもいつか
また詩が書きたいときには
気軽に僕を訪ねてきてくれて
いいんだよ