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試作詩作  作者: 時雨良明
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別れの音が鳴り響く

さよならっていう声だけが僕の耳に反響して

反響して反響して消えていかないんだ


そうして朝日は昇ってまた沈みゆく

いつもとまったく違う感触に

戸惑いはまったく隠せないけれど


そして

出会いの声が鳴り響く

当たり前の初めましての音が聞こえる

そんな声が耳の中で反響して

反響して反響して、小さく消える


別れを惜しむ僕の前にも朝日は昇り、また沈みゆく

また色の変わった日を見ながら

明日1日を夢想する


そしていつの間にか

さよならは僕の耳を去っていった

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