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試作詩作  作者: 時雨良明
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すべてを捧げ

ゆらりゆらりと揺れ動く

右に左にゆっくりと

儚げに、そして直向きに

ぼんやりじんわり照らし出す


ぽつりぽつりと溶け落ちる

下へ下へただゆっくりと

静かに、そして緩やかに

ぼんやりじんわり溜まりゆく


いつか消えゆく僕の命を溶かし

今消え去った君の心を照らしだそう

僕の温かな光で

君の冷えた心を


溶け落ちた雫をかき集めて

もう一度照らしだそう

僕の温められた心で

君の溶けて消えゆく光を


互いに光を向けあって

互いの光を受け取りあう

相加相乗の照らしあい


ふっと吹きかけられたら消えてしまうかぼそい光

そんな儚い明かりであっても

今君を照らせるなら

何よりも大切な君に、ほかならぬ君に

すべての光を向け照らしだそう


消えゆく日を共に迎えるために

影ねこさんとの合作です。いつもは僕が執筆影ねこさんが感想だけど、今回は影ねこさん執筆僕修正で書きました。

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