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溶けていく飴玉と変わらない私
きらきら輝く今日と明日
夢見てた明日はもう来ない
毎日の輝きはどうにも鈍くて
いつもいつも疲れちゃう
飴玉を舐めながら
今日も1日が過ぎ去ってく
楽しみな1日があった
美味しい飴玉を舐めながら
楽しげなみんなを眺めてた
でも私は一人で
友達は飴玉しかいなくて
しょうがないから飴玉と二人
飴玉は溶けていつの間にか一人
笑ってるほど寂しくて
いつの間にか泣いていた
夢の涙が塊になって
気づかぬうちに置いてある
寂しい味がする飴玉は
舐めれば舐めれば涙が溢れて
飴玉を舐めながら
今日も明日に思いを託す
友達と一緒にいつも一人
寂しすぎるから夢の飴玉を舐めて
今日も自分を慰める