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試作詩作  作者: 時雨良明
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失くした光、色、心

壊れた私の愛の歌

歪んでしまった私だけれど

それでも告げたい愛の歌


まず自分を愛そう

そう言われて育った私には

いつのまにか他人を忘れて

自分だけの世界に閉じこもった


私は私である

ゆえに私のしたいように生きればいい

人生の唯一の意義はそれだけだ


そうと決めたはずの私は

いつのまにか私が誰だったかも忘れ

ただ生きているだけの人形に成り下がる


産まれてきた意味はなんだった?

私であるため


生きてきた意味はなんだった?

私であるため


何か楽しいことはあったか?

そんなことはどうでもいい


幸福のために生きているのではなかったか?

幸福とはいったいなに?


忘れ去られた私を探す旅に出よう

失われた私を求める旅に出よう


そんな彼はその後も愚かにもただ歩き続けた

延々と、報われることを願って

これも影ねこさんとの合作です。

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