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試作詩作  作者: 時雨良明
120/400

変わった幽霊の娯楽

栄枯盛衰をただ見守ることしかできない

私は幽霊

ただ人々の営みを見守って

いつか自然に消えてゆくだけ


幽霊仲間に言われた

どうして人なんか眺めてるんだい?

私はこう答えた

精一杯背伸びをしてる姿がいじらしいから

本当かどうかは誰も知らない


幽霊仲間に言われた

どうして自然なんか眺めてるんだい?

私はこう答えた

届かないと知ってなお憧れるのはやめられないから

本当かどうかは誰も知らない


幽霊仲間でも娯楽はあって

みんな仲間同士で恋愛をしてる

そうして恋が実ったものから去っていくんだけど

私は違った

運命を感じたから

ここに一人留まって

栄枯盛衰を眺め続ける


それが運命だと思ったから

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