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朝日の友達
夜が来る
朝日が沈み
夜が来る
夕日が沈む
夜が来る
夢が始まり
夜が来る
明日は今日を恐れておののき遠のく
違うのか
真実おののいているのは私
私が夜を恐れている
友達のはずの夜が
どこか遠くにある感触
友達だったはずの夜自身が
私のことを嫌っている感触
夢の中にさえ夜を恐れる私がいる
朝日が沈んで
夕日が沈んでもなお
夢を見ている私は
夢の中に逃げ込んだの?
それとも夢の中で練習してるの?
夜と仲直りしよう
そう言って私は
手紙をしたためることにしました
返事が返ってこなくても
手紙を送っている限り
私と夜は友達だとそう思えるから
いずれは夢も交えて3人でお話ししようね。