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四話 父の悩み

 意識が戻ったら親子竜が大喧嘩していて、また気を失った。


 少ししてから思い出したように甦生される。


 結局、宴会は最後まではちゃめちゃなまま、最後は手加減抜きのストロフライのボディブローがみぞおちに決まって、父ノックアウト。

 黒服たちに担がれて退室していくその顔は、気絶しながらもどこか安らかだった。


 ……娘が人間にかどわかされていなかったのがよほど安心したらしい。

 気持ちはわかるが竜としてそれはどうなんだと、俺は伝説の生き物の威厳とその実態について深刻に考え込まずにいられなかった。


「いえー!」


 高らかに勝ち名乗りをあげるストロフライはその時点であきらかに酔っ払っていて、酒乱というより単純に飲みなれていないだけかもしれない。


「お嬢、そろそろお酒はひかえなさったほぐほぁ!」


 止めようとした相手を黙らせ、無理やりに酒を奪ってかっくらう。

 その暴れっぷりはまさに絵に描いた竜の横暴さで、穏やかに止めにはいる黒服たちが一人また一人となぎ倒され、しまいには部屋のなかで無事なのは俺一人になっていた。


 もちろん、暴走するストロフライを止められもせず震えていたからこその生存である。


「あー、美味しかったっ。マギちゃん、そろそろ寝よっかー」


 身内を全滅させて満足したらしく、とろんとした表情のストロフライがいった。


 返事を聞く前に首根っこをつかまれ、ずるずるとひきずられる。

 こんな扱いで大事な相手なはずがないじゃないか、と達観した気分で、俺は死んだ魚の目をして抵抗しなかった。


 木板をはめこんでいるらしい廊下を歩いて連れていかれたのは、巨大な寝室。

 竜の姿でも過ごせるようにだろう。なにからなにまで不必要に思えるほどでかいこの家で、その寝室もやっぱり上を見上げるほどだった。


 広大な空間の端っこ、人間サイズの生活スペースにちょこんとした感じで豪奢なベッドが置かれていて、


「ねむーい! 寝るー!」


 大声で宣言してベッドに飛び込む。

 それはいいが、その時点でもストロフライは俺を掴んだままだった。

 当然、俺もひっぱられることになり――なんの素材でできてるのか、信じられないほどふかふかのシーツの上に落ちる。


 一瞬で眠気を誘う、そんな魔法さえかかってるんじゃないかと思える感触にあらがいながら、


「ちょっと、ストロフライ! さんっ」

「じぃにいいいい」

「やあジニー!」

「なんだいマギー!」

「いや、そこ伸ばさないで――てか離してくださいっ。俺は、どこで寝れば……!」


 んー、と眠たげな目が俺を見た。


「ここで寝ればいいじゃないかー」

「いやいやいや」


 それはまずいだろう。


「だって、違う部屋なんかいったらー。マギちゃん、絶対うちの誰かに殺されるよっ。朝になったら生き返らせてあげるけどさ。痛いよー? 辛いよー?」


 俺は沈黙するしかない。


 痛いのは嫌だ。

 死ぬのだって嫌だけど、ここに来てもう何度も死に瀕しているから恐ろしい。命ってなんだ。


「ここなら誰も手がだせないからー。安心、安心っ」

「そりゃそうかもしれないけど、明日になってあんたの父親に知られたら絶対殺されます!」

「だぁいじょぶだよー、なんかいってきたらあたしがぶっ飛ばしてあげるから。ぱこーんってさ。ぱこーん!」


 いって、なにがツボにはいったのかけらけらと笑い出す。


 ダメだこの酔っ払い。 

 俺はそっとストロフライから離れようとして、


「逃げるなー!」

「ぎゃああああああああ!」


 首を絞められた。

 そのまま引っ張られ、がっちりと拘束される。


「痛い! 手加減! 骨が、全身の骨が! 今まで聞いたこともない悲鳴のオーケストラが!」

「なんだとー。このあたしに抱きつかれたんだから、歓喜の歌でしょうがー」


 といいつつ、少し力を緩めてくれたストロフライだったが、両腕は背中でホールドされたままだ。


「ええと、ジニーさん?」

「じーにいいいいいいい」

「いってる! いってるでしょう! 死ぬ!」


 背骨を折られかけて泣きわめくと、胸元からくすくすと笑い声。

 もはやなんでも面白い状態だ。危険すぎる。


「いいじゃん、減るもんじゃないんだしー」


 減ります。主に俺の命が――と口答えしたらまた痛い思いが待っているので沈黙して、俺はじっと身動きすらせずに間をはかった。


 そろそろ寝たかな、とそっと様子をうかがったところで、


「――マギちゃん」

「はいっ」

「ありがとー。来てくれて」


 ぽつりと届いたその声は酔いからさめたような静けさ。

 竜から感謝の言葉を聞かされるなんていったいなんの冗談かそれとも幻聴か、と胸元に顔をうずめる竜少女をのぞきこんでも、その表情を確かめることはできなかった。


「あたし、この家のこと大っ嫌いなんだぁ」


 なんで、と聞くべきか迷った。


 多分、ストロフライにとって俺の扱いはぬいぐるみみたいなもんだ。

 ぬいぐるみは喋ったりしない。

 けれど、ぬいぐるみがしゃべってくれたほうが嬉しいときだってあるかもしれない。


「……どうしてですか?」

「だってねー。あれしちゃいけない、これしちゃいけないって。そればっかり」


 ストロフライはいった。


「堅苦しくって、息がつまっちゃう。いっつもね、みーんな怖い顔しててねー。だから今日は、マギちゃんのおかげで面白かったなー」 


 ストロフライの立場が特別であることは、わざわざ説明されなくたってわかる。


 一つの山をそのまま家に仕立て上げたらしいこの竜の住処で、もっとも偉い立場にあるらしいストロフライ父。その娘であるストロフライ。

 自分を襲ってきた黒竜二匹を相手に完勝してみせた黄金竜。


 もしかしたら、ストロフライは竜族のなかでもさらに上位の存在なのではないかと思ったことは今までにもあったが、


「力、ちから、チカラってさ。ビクビクしちゃってさ。ばっかみたい。世界なんてどうなったっていいのに」

「いや、それは困ります……」


 くすくすとストロフライが笑う。


「わかってるよー。ちゃあんとマギちゃんたちのことは守ってあげる、か。ら……」


 途中で力なく言葉がとぎれる。

 くうくうと可愛い寝息をたてはじめる相手から、俺は慎重に身を離した。


 むー、とうなったストロフライがごろりと向こうに転がる。

 ほっと息を吐いて、ベッドの上に起き上がる。


 ……竜の悩みごと。

 そんなものが存在するなんて、今まで考えたこともなかった。


 竜は最強の生き物だ。

 彼らに叶わないものはなく、届かないものはない。はずだ。


 それが実際は家族や親子関係で悩んでいたりするなんて。そんなのまるで、自分たちとおんなじだ。

 度数の高すぎる香りを嗅いだからか、何度も生死をいったりきたりさせられたせいか。それともただただ体験したことにあまりにも現実感がないせいか、ぼんやりと頭がかすむ。


 きっと今日、俺がここで見聞きしたことをレポートにして学会に提出でもしたら、石を投げつけられてほら吹き呼ばわりされるだろう。

 竜を神格化している人々は俺に限ったことではなく、この世界中に大勢いるからだ。


 相手への幻想。

 そんなものが実際と違ったところでそれで怒る権利なんてないはずだったが、それは別として相手に振り回されまくっていることへの文句はあったから、俺は腹立ちまぎれに相手の寝顔でも見ておいてやろうとこっそりストロフライを覗き込んで、


「んーっ」


 ごろりと寝返りを打った、竜少女の細っこい腕が空を切った。

 加減されてない腕が目にも留まらない速度で振り下ろされ、鼻先をかすめてベッドを打つ。


 どずんッ、と鈍いどころではない音が響いた。


 竜が扱うために相応の耐久が備わっているはずのベッドがきしみ、そこから伝播した衝撃が山全体を震わせる。


 ――ちょっとでも悪戯心を起こした俺が馬鹿だった。

 俺は黙ってベッドから降り、あとは部屋の隅っこでがたがたと震えていた。



 膝をかかえたまま一晩を過ごすつもりだったが、そうもいってられない事情ができた。

 迫り来る尿意に耐えかねて部屋をでる。


 竜だって水分を摂取してるのだから、用をたすくらいするだろう。少なくとも、部屋でそそうをして明日ストロフライに八つ裂きにされるよりは、最悪どこか外にでもいったほうがいい。


 山をくりぬいて出来た館はほとんど迷宮のように入り組んでいるらしく、ストロフライの部屋が外に近いのがせめてもの救いだ。


 家の人間に出会ったら殺されるよ、というストロフライの言葉を思い出して、びくびくしながら廊下を歩く。

 すぐ先に月光が差した巨大な廊下窓があって、誘われるようにそちらに向かった。


 人間世界にはないようなサイズのガラスの外に、いつもと変わらない夜空が広がっている。

 真円に近い曲線を描いて浮かんだ月が手前にある山の端にかかっていて、雅な光景に目を奪われていると――わずかにその山が動いた。


 なにも見なかったことにしようと目をそらして、


「――おう。ちいっとこっち来いや」


 足早に去りかけた耳元に、低く迫力のある声が届く。

 もちろん、廊下を振り返っても誰もいない。


「いえ。どこから外に出ればいいのかわからないです、し――」


 震え声で言い終える前に視界の光景が一変した。

 建物のなかから外気の涼しい暗闇のなかに放り出され、一瞬の停止のあと、重さを取り戻して落下する。


「ぎゃあああああああ!」

「うるさいわい」


 突き放した声は俺になんの加護もあたえてくれず、そう長くもない時間のあとに脳天から地面に落ちた。


 あまりの痛みに悲鳴すらだせず、ごろごろとのたうちまわっていると、どすんとなにかにぶつかる。


 踏み潰される――!

 原始的な恐怖に顔を上げると、そこにいるのは巨大な竜ではなく、一人の中年男。


 したたかに酔った三白眼がこちらを見おろしていた。


「なに寄りかかっとんじゃ、おう」

「すいません!」


 飛び起きる。荒い鼻息を吹いて、ストロフライ父は手に持った平たいコップをあおった。

 ぐびりぐびりとして、かあっと熱い息を吐く。


「ん」


 注ぎ足されたそれが無造作にこちらへ差し出された。


「いや、僕は。もう……」

「飲めんてか」

「喜んでいただきます!」


 涙を流しながら受け取って、迷ったらもう進めないと一気に飲み干して。

 俺はばたりと倒れた。


 ――毒だ。これは間違いなく毒だ。

 だって、全身がビリビリ痺れてるんだもの。


「なっさけない男じゃあ」


 四肢を痙攣させるこちらを見下した声が取り落としたコップを拾い、そのまま放置される。


 息ができない。

 く、苦しい……。これはマジで、死――


「なにいつまで寝とんのじゃ」


 容赦なくがつんがつんと頭を打たれ、痛みで飛び上がる。

 身体の痺れがどこかにいっていた。


「酒もまともに飲めんとは、けっとい生き物じゃのー」


 頼むからあんたらと一緒にしないでくれ。


 思わず叫んだ心の声を聞かれたように、じろりとした半眼がこちらを見た。

 俺は全力で目をあわさない。

 小心を笑うように、ふん、と息を吐く音が聞こえた。


「――ヴァージニアは」

「はいっ」


 ちらりと横目でうかがうと、月光に照らされたむさくるしい横顔が遠くを見ていた。


「下で、いっつもあんなによう笑うんか」

「……そうですね。だいたいは」


 というより、ストロフライが機嫌がいいときにしか近くにいられないというだけだが。 


 ふん、ともう一度鼻息を吹かせたストロフライ父が沈黙する。

 その表情がなにか苦々しく思えたので、


「――どうして、スト……彼女は。地上にいちゃいけないんです」


 俺は身の程も知らずに聞いてしまっていた。

 ぎろりと睨まれ、ひい、と息を呑んで縮みこむ。


「この世界は、儂らにゃあもろすぎるんじゃ」


 分不相応な立場からの問いかけに、竜は激怒することなくつぶやいた。


 もろいって、それは単に竜が強すぎるだけじゃないかと思えたが、


「儂らにとっちゃ変わらんわ。小さくて、狭くて、窮屈すぎる。だから、生きるためにはどうしたって我慢せにゃならん」


 我慢。それについては理解できる。

 竜の体格に見合うだけの食料や、能力にふさわしいだけの金銀財宝を彼らが所有してしまえば、この世界なんてあっというまに枯れてしまう。

 竜が自由気ままに生きるには世界が狭すぎるというのは、確かにそのとおりだった。


 だから、彼らは長く生きてエルダーと呼ばれるころにはほとんど外部からの摂取を必要としなくなり、またそれ以外の欲については持たなくなる。

 それが竜について広く知られる通説だが、俺が今、耳にした台詞はそれとは微妙に異なっていた。


 ストロフライの父の言葉は、それが竜の“努力”であるといっていた。

 ――それを自制しなかった竜が過去に存在したことは確かだ。


「グゥイリエン。名前くらいは聞いたことあろうが」

「……有名ですから」


 誰だって知っている。

 それは大昔に世界中の半数の生物を、人間、魔物問わず死滅させた災厄の名前だ。


 狂竜と呼ばれた黄金竜。

 並外れた食欲と物欲を持ち、思うがままに殺し、奪い。外洋に広がるいくつもの大陸が、その一匹の竜によって瞬く間に滅ぼされたという。


 その相手一匹に対抗するため、人間と全ての魔物が結集して力をあわせ――精霊と竜族の協力まで経てようやく討伐に成功した。少なくとも、正確な歴史に残るなかでは最大最悪の大災厄がそれだ。


 その経験が人間たちの冒険者ギルドや魔物アカデミーの設立にも繋がったという、今から百年よりさらに昔のおとぎ話。


 ――黄金竜?

 なにか物凄く嫌な予感をおぼえて、いやいやまさかと相手の様子を恐る恐るうかがうと、


「あれの母親よ」


 ばっちり的中してしまった。

 衝撃の事実を聞き、俺は顔面蒼白になって声もない。


 それが嘘なら思いっきり笑い飛ばしたかったが、相手に冗談をいっている気配はかけらもなかった。


「マジですか」

「マジに決まっとるわ」


 過去にたった数例しかない、魔王の名前を冠してまで呼ばれた大災厄の主の娘。

 そんなの、同族のなかでも飛びぬけていたって当たり前だ。


 俺は今までいったいどんな相手の下っ端をやっていたんだと恐ろしくなって、


「……あいつは母親によう似とる」


 さらに恐ろしいことをその父親がいった。


「窮屈なのを好かん。縛られず、奔放にしたがっとる。いつか、おんなじことが起きるやもしらん。じゃから儂は――」


 世界中から娘が討伐されないよう、心配している。

 種族の差に関わりなく、肉親が身内に向ける誠心誠意の表情を見て俺はかける言葉もなく、


「でも。それは、」


 なのに、声だけが出ていた。


「でも、なんじゃあ」


 怖すぎる視線が貫く。

 それにいつか、俺を見据えて冷たく笑ったストロフライの迫力が重なって、


「……でも、俺。生きてます」


 はあ? と厳しい顔が歪んだ。


「ストロフライは。我がままで、勝手で。そりゃ世界だって滅ぼすことだってあるかもしれないですけど――」


 あの日、いきなり山に現れて舎弟にされてから、何年もヤクザな竜にふりまわされてきた。

 うっかり殺されかけたりしたこともあるが、けれどストロフライはずっと俺のことを気にかけてくれていた。


 もちろんそれは、ぬいぐるみや、ペット感覚のもので。

 それどころか、ただの気まぐれのようなものかもしれなかったけれど。


「俺は。――俺の“世界”は、もう何度もストロフライに助けられてます」


 それは、絶対に間違いない事実だった。

 あの地下洞窟のときだけじゃなく、それ以前も、結局は俺は彼女の気まぐれに守られてきたのだから。


「だからなんじゃ。お前がおれば世界が滅ぼされることもないと、そう言いきれるとでも抜かすんか。それとも人間如きが止めるとでもいうんか」

「無理です」


 ほとんど反射的に即答してしまう。


 竜に抗うなんて無謀を通り越してる。

 俺がなにをいったってストロフライが聞いてくれるわけがないし、ストロフライがやろうと決めたことを俺なんかが止められるはずもない。


 ただ、


「……最初に、殺されることくらいなら。できるかなぁと」


 俺の言葉を聞いて、ストロフライ父はなにかとても酸っぱいものを食べたみたいな顔をつくって、


「――なっさけない男じゃのー!」


 まっことその通りなので、俺は一言もなかった。


 ただし、吐いた言葉に偽りはないつもりだったので、びびりながら相手を見返し続けていると、やれやれとストロフライ父が首を振って、


「しょうもない。……じゃが、情操教育にはいいかもしれんわ」


 命の大切さを教えるペット扱いだって断定しやがった。

 ……まあ、竜からすれば人間なんてそんなもんだろうさ。


 ふん、とストロフライ父が鼻を鳴らす。

 それに今までと少し違った気配が含まれているような気がした。


 なにかが許された気分でほっと安堵の息をつきかける俺に、


「ところで」


 ストロフライ父のドスの効いた声。


「はい?」

「さっきから――儂の可愛いジニーちゃんの匂いがえらく香ってくるんは、いったいどういうことかのぉ」


 俺は黙って空を見上げた。


 そこには真ん丸い月が輝いている。

 やわらかな光をおろす無言の微笑から最適解をたぐるように、


「……それも、今後の教育次第ではないかなあと、」

「ニンカスが儂の娘になにしてくれてんじゃああああああああ!」


 竜の咆哮。

 そしてまたボロ屑のような人間が一人、綺麗な月夜に舞う。



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