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五話 信用する?

 広間に招かれた夕食のあとで、俺たちはひとつの部屋に集まった。

 コーズウェルから聞いた話について話し合うためだ。夕食には主人も同席していたから、そこでおおっぴらに話すわけにはいかなかった。


 外の様子を探りにでていたスラ子も夕食前に戻ってきている。

 いつもは半透明なスラ子の肌は、今は人前にでるために人肌そっくりの色と質感に擬態していて、そうするとますますルヴェの面影が強くでてしまい、それを間近でみた俺はひどく気恥ずかしい気分になった。


「竜さんの呪い、ですか」


 全身をすっぽりと包むローブを羽織り、楚々とした修道女のような格好のスラ子がいう。


「でも、そんな呪いがあるのだとしたら……まずは私たちや、ジクバールさん。それにメジハの人たちが大変なことになってるはずですよね?」


 生屍竜を倒したのは、対外的にはギーツからやってきた探索隊ということになっている。それにはもちろん、その他の冒険者の協力もあった。


 呪われるのなら、こんな開拓村なんかよりそちらだろう。

 竜殺しの舞台となったメジハや、実際に竜を手にかけた俺たちがまず狙われるべきだということも、いうまでもないことだ。


「呪いというそもそも不可解な現象に、合理的な筋道をあてはめようとしても仕方がありませんわ」


 ルクレティアがいった。


「確かなのは、この村で呪いと思われてしまう出来事が起こっているということでしょう。どれだけ不可思議な事象でも、竜であれば仕方ないと思ってしまう説得力が、竜という超越種にあることも同じく問題です」

「連中、死んだあとから祟るくらい普通にやりそうだからな」


 自分には理解できない出来事を押し付けるのに、竜ほど都合のいい存在は他にない。


 神、あるいは悪魔。

 人間ばかりでなく多くの魔物にとっても、竜とはまさに現実に実在する“それ”なのだ。


「実際に竜の呪いなら、そりゃどうしようもない。問題はそうじゃなかった場合だな」

「その通りです。竜なら、どんな不可解な出来事でも起こしてしまう。逆にいえば、不可解な出来事と思わせたいのなら、竜のせいにしてしまえばよいということにもなります。都合のよいことに、この近くでは件の竜殺しが起こったばかりです」


 ルクレティアの説明を聞いたカーラが眉をひそめる。


「呪いっていうのは、ただのでっちあげってこと?」

「いやいや。そうとも限らないんでは? この村の人たちは、素直にそう信じちゃってるだけかもしれませんぜ」


 スケルのいうとおりだ。


 竜という存在に対する畏怖の感情は、誰でも自然と持っている。

 メジハの近くに君臨する黄金竜の存在も、このあたりの人間なら知っているだろう。なにか良いことや悪いことがあったとき、竜の加護、あるいは仕業と考える風習だって珍しくない。


「はい。竜への信仰は蜥蜴人族などに限りません。今回の噂も、そうした人々の意識に刷り込まれた感情が呼び起こしただけなのかもしれません。ですから、やはりご主人様のおっしゃるとおり、今この場所で起こっていることの内容が重要なのだと思います」


 こんな開拓村でなにが起こっていようと関係ない。と、いえる立場に俺たちはなかった。

 竜という単語がでてきてしまえばそうなる。


 なぜなら、俺は洞窟の山頂にいる黄金竜の手下であって、メジハは竜の麓にある町だから。


 竜に対する良くない噂の影響は、そのままこちらへ降りかかってくる。

 それは具体的には黄金竜ストロフライの悪感情となり、それから導き出される最悪の未来は――たとえば、ストロフライの討伐。


「ストロフライを政治対象にしたくない、だなんてのは。難しいどころじゃないな」


 あまりにもその存在が強大すぎて、どうしたって周囲の注目を集めてしまう。


 それに、ストロフライ本人からして大人しくしている性格ではない。

 あの天真爛漫な黄金竜を如何に周囲の関心から隠すかということは、あるいはストロフライを倒すのとおなじくらい無茶なことなのかもしれなかった。


「しかし、放っておくわけにはまいりません。ここの話が火種となって、あらぬ噂が周囲に伝播してしまってはやっかいです」

「そうだな。実際に竜の呪いだってんならともかく、竜の名前が騙られてるだけなら、火消しはしておきたい」


 そして、はじめからの潜在的な畏怖があったからこそ、竜の呪いだとささやかれたにせよ。少し前にこの近くで竜殺しがあったことが、そうした発想へつながったことも間違いない。


 つまりこれも、先日あった竜殺しの影響というわけだ。

 いつまでたっても騒動が尾をひいている――ふと、嫌な想像に俺は顔を歪めた。


 それこそ呪いのようだと、そんなことを思ったのだ。


「――スラ子。外の様子は? なにかおかしなことはあったか?」


 声をかけるのに少し緊張してしまう。

 スラ子は俺のほうをちらりと見てから、目線を落とした。


「気になることは、いくつかあります。村の人たちの態度やなんかもですけれど。一番おかしかったのは、地面です」

「土?」

「はい。気持ちが悪いというか、よくない気配がしました。強く、というわけではないんですが、村のところどころにそういう場所があります」

「悪い土、ってことですかい?」

「作物が育ちにくい、というのとは少し違うんです。実際に畑もあって、なにか育てられてました。けど、土のなかを通っていても居心地が悪くて。正直、あんまりよいものはできないんじゃないかなあと思います」


 スラ子のなかには土精霊がいる。

 その感知能力はかなり信用がおけるが、今回の感じ方はちょっとあいまいな部分が大きく、いまいちどういうことかよくわからなかった。


「その良い、悪いってのは。魔力的な意味だよな」

「そうだと、思います。そういう悪い雰囲気は村の人たちにもあって。なんというか、この集落全体が、ぼんやりとした悪い靄のなかにいる感じです」


 もし土壌に悪いものが含まれているなら、その上の集落にだって影響はでるだろう。


「土が村人の健康に悪影響を及ぼしているという可能性はありますわね。大陸の北から人間が逃れたのは、魔王竜との争いの後、濃い瘴気に汚れた環境下ではとても生活できなかったからですし」

「なら、問題はその悪いものを生み出しているのがなにかだな。土が悪いとかってなると、どうしようもないかもしれん」

「あの、マスター」


 思案顔のスラ子がうかがうようにこちらを見た。


「もう少し深く、地中の様子を探ってみてもいいでしょうか。なにか、もう少し詳しいことがわかるかもしれません」

「……精霊の感覚に近づけて。ってことか?」

「はい。そうすれば、もう少しはっきりお役にたてると思います」


 覚悟を決めた表情のスラ子に、


「――駄目だ」


 はっきりと首を振った。


「スラ子、お前は今以上のことはしないでいい。土のなかに良くないものが含まれてるんなら、それはお前にだって悪い影響をだすかもしれないだろ?」


 ただでさえ、今のスラ子は不安定になっている。

 在り方や感じ方を精霊に近づけることだけでもリスクがあるっていうのに、さらに危ない真似をさせるわけにはいかなかった。


「ですが、」

「大丈夫だ。お前に無茶をさせないでも、他にやりようはある。お前に頼むのは、八方塞がってからでも遅くないはずだ」


 出来る限り理性的に、でもつっけんどんに聞こえないよう努力したつもりだった。

 だが、それを聞いたスラ子は顔をしかめて、


「――でも、それじゃあ」


 唇を噛みしめる。

 なにかをためこんだ声が震えて、吐き出されかけて――その続きを聞く前に、ノックの音と同時に扉が開いた。


「マギ、いるー? ちょっと外のことで気になることがあるんだけど、」


 赤ん坊をあやすために部屋に戻っていたルヴェが姿をみせた。


「……っ」


 なにかをいいかけていたスラ子が立ち上がり、そのまま部屋から出て行ってしまう。

 俺も、それ以外の誰も、ひきとめることができなかった。


 部屋のなかにうまれる沈黙。

 周囲からのちょっと冷ための視線に、俺は泣きたくなりながら彼女たちを振り返った。


「今の言い方、なんか不味かったか? なあ、間違ってたかなあっ?」

「間違ってたといいますか……不味くはないですが、上手くもないというか。総じて、馬鹿正直は誰も幸せにしないってとこですかねぇ」


 論評に困ったように腕を組むスケルに、冷ややかな眼差しのルクレティアが続ける。


「このご主人様に、上手い言い回しなど期待するだけ無駄でしょう」

「マスター! あの、早く追いかけてあげてくださいっ」


 自分のことのようにあわてているカーラの横で、変な髪形の暗殺者が俺を指差して糾弾してくる。


「やっぱり悪いヤツ!」


 絶対、お前にだけはなんのことかわかってないだろうと思ったが、とりあえず部屋の空気は満場一致でタイリンと同意見らしかった。


「わかったよ。……ちょっといってくるから、お前らで続けといてくれ。ルヴェ、ごめん。話はあとで聞くよ」


 目の前の状況についていけてないルヴェは、腕のなかに赤ん坊を抱いたままびっくりしていたが、


「あ、うん。女を泣かすなんて最低だぞ! ちゃんと謝ってこーいっ。……ごめん、あたしなんか悪いことしちゃったかな」

「いえいえ、ルヴェさんがなにかしたわけじゃなくてですね。この場合は、間が悪いと申しますか――」


 会話を背中に聞きながら部屋をでた。



 スラ子とスケルの二人にあてがわれた部屋へむかう。

 なかにスラ子はいなかったが、ベッドに脱ぎ捨てられたローブを見つけた。


 ……外か?

 いや。外にむかったと思わせて、隠れているだけかも。


 スラ子がどこかに隠れようとしたら、俺からはとても見つけられない。

 でも、スラ子がどこに隠れていようと問題ない自信があったから、俺は閉められた木窓を開けてそこから外へでた。


 日が落ちた集落は、完全に闇のなかにあった。

 どこの集落でも見かける酒場のにぎわいどころか、灯り一つすらないのは、竜の呪いにおびえているせいなのだろう。


 寝静まった集落から、墓場のような重苦しい雰囲気を感じる。

 小心者の心臓をなだめすかしながら、暗く落ち込んだ視界の光景に一歩を踏み出しかけて、


「どこ、いくんですか。マスター」


 後ろから声がかかった。


 振り向くと、泣きそうな顔のスラ子がたっている。

 怒ったような目でこっちを見ている相手に、肩をすくめた。


「お前を探しにいこうかと思って。そしたら、そっちからでてきてくれるだろうからな」

「一人でなんて、危ない目にあわせられるわけないじゃないですか」


 ふてくされたようにスラ子。


「だから、でてきてくれただろ」

「……卑怯です。マスターの、卑怯小者」

「そりゃ、悪の魔法使いだからな。卑怯な小物でなにが悪い」


 胸をはる。

 泣き顔のまま、スラ子はちょっとだけ笑った。


「さっきは、すみません」

「……ん」 


 なんといえばいいかわからず、とりあえずスラ子へ近づいた。

 一歩、後ろに引かれた。

 傷ついた。


「スラ子。そういうの、やめてほしいんだが……」

「だって、またなにか変なこといっちゃいそうなんです」

「いえばいいだろ。泣かれるとか、いなくなられるのよりマシだ。悪い、さっきの言い方、なにか嫌だったか?」


 多分、ここで相手に聞いてしまうあたりが、もうダメダメなんだろうとは自分でも思ったが。

 それでもわからないことは、相手に聞くしかない。


「違うんです。マスターが、私に無茶をさせないように心配してくれてるってこと、ちゃんとわかってます」


 けど、とつぶやく。

 スラ子の顔がくしゃりと歪んで、


「マスター。私、ルヴェさんじゃあ、ありません」


 ――やっぱり、それか。


「……当たり前だろ」


 スラ子は、スラ子だ。

 基本の外見の元になったのはルヴェだが、だからってスラ子をルヴェとおんなじだなんて思ったことはない。


「違うんです――」


 スラ子は頭をふって、


「私、カーラさんでも。ルクレティアさんでも、シィでも、スケルさんでもなくて」

「そりゃ、そうだろう」


 当たり前のことだと答えた俺を、スラ子は涙をいっぱいにためた瞳でみあげた。


「――じゃあ。私って誰なんでしょうか?」


 悲壮な声だった。

 俺は一瞬、言葉を失いかけて。


「このあいだ、いっただろ。お前はお前だ。ルヴェじゃない。カーラでもない。ルクレティアでも、シィでも、スケルでもない。お前は俺がつくった、たった一人だけの、スラ子だ」

「だったら」


 スラ子は俺に近づいて、


「お役にたてさせてください。なにもしないでいいなんて、いわないで。マスターのためになにかできないなら――私、ここにいる意味がありません」


 すがりつくようにいった。


 俺だけが全て。

 生まれてからずっと、スラ子が言い続けてきた台詞には、まぎれもないスラ子の真情がこめられていた。


 胸糞が悪くなる。

 その感情の行き先はもちろん目の前のスラ子ではなくて、そんなスラ子をつくりだした自分自身に向けられていた。


 イエロとかいう竜がいったとおり、スラ子が俺の望んだ理想だというのなら。

 その歪な妄想の破綻が、今のスラ子だ。


「なにもしないでなんて、いってないぞ」


 俺はスラ子の肩をつかんで、半透明に濡れた泣き顔を至近距離から見つめた。


「さっきのは、お前に危ない目にあってほしくないってだけだ。精霊の力は、お前だって不安に思ってるだろう。なにが起こるかわからない。なるべく慎重になってほしいってだけで」

「マスターは、私を信用してくれないんですか?」


 俺の台詞を途中でさえぎって、スラ子がいう。


「信用してるさ」


 答えながら脳裏に浮かんだのは、何人かの声と、なにかの予感。あるいは悪寒。



 ――世界の敵だ。


 ――ありゃ世界を壊すもんですよ。


 ――洞窟のなかから手招きしている、誰か。



「――嘘つき」 


 スラ子の顔が歪んだ。


 そのまま俺の腕のなかをするりとすり抜けると、俺がなにかいう前にとぷんと目の前の地面にもぐって。

 スラ子はいなくなってしまった。



 小さな物音に振り返ると、カーラとタイリンが少し離れた場所からこちらをうかがっていた。


 夜の集落を一人で出歩いたりしたら危ない。

 弱っちい俺の身を心配して護衛してくれていたのだろう。


「悪い。勝手に一人で外にでたりして」

「いえ。すみません、声もかけなくて。……あの、スラ子さんは」


 申し訳なさそうなカーラに肩をすくめて、そちらへ歩きだす。


「駄目だった。どうにも上手いこといえないから、余計怒らせてるみたいだ」


 ルクレティアのいうように上手い言い回しも思いつかなければ、黙って相手を包み込んでやれる包容力だってない。

 まったく、自分が情けない。


「上手くいえる必要なんて、ないと思います。きっとわかってくれます」

「そうだな。そうだといいんだけど」


 肩越しに振り返った暗闇に、もちろんスラ子の姿はない。

 一度はひっかかって俺の前にでてきてくれたが、もう一回おなじことをしてもさすがに無駄だろう。 


 ……少しそっとしておこう。


 また明日、話せばいい。

 わかってくれるまで何度でもだ。


「そっちの話はどうなった?」

「町の様子を探ってみようってことになりました。明日、少し出発を遅くして。もちろん、マスターが同意してもらえたらです」

「うん。それがいいな」


 俺たちにはギーツ、そしてアカデミーという目的地がある。

 いつまでもこの集落に留まっているわけにはいかないが、竜の呪いとかいうものは気になる。

 スラ子がいった、良くない土の気配というものを調べてみる価値もあるだろう。


 ふと俺は思いついて、カーラの隣にいる小柄な暗殺者に聞いてみた。


「タイリン。お前はどうだ? おかしな気配とか、感じるか?」


 ぷいっとそっぽをむかれた。


「悪いヤツのいうことは、聞かない!」


 タイリンの態度は相変わらずだ。


 それでも、悪いヤツだから殺す、なんてならないだけでも十分な進展だろう。

 そういう教育を、ずっとタイリンは受けてきたのだから。


「タイリン。俺は悪いヤツだけど、スラ子のことが心配なんだ。あいつに無理させたくない。タイリンはスラ子のこと、嫌いか?」


 かがみこんで同じ視線になって訊ねると、タイリンはそっぽを向いたまま、


「別に、嫌いじゃない」

「じゃあ、ちょっと助けてくれないか。俺のことじゃなくて、スラ子のこと」

「ボクからもお願い。ね、タイリン」


 仲の良いカーラから頼まれたタイリンは、うー、と唸ってから、


「……わかった。なにすればいい」

「闇属の魔法、得意だろう? 範囲タイプのとかさ。それでなにか探知できたら、教えてほしい。俺にじゃなくて、カーラにでいいから」

「わかった。その代わり、それができたら、マギのこと殺していいか?」


 俺は苦笑して、


「そりゃダメだ。殺されてやるわけにはいかん」


 悪いヒトは殺す、だなんて刷り込みを受けたタイリンの価値観を否定するために、俺はこのおかしな暗殺者にどれだけ嫌われたって、殺されてやるわけにはいかない。


「……やっぱり、悪いヤツだ」

「そうだよ。俺はお前の悪い友達だからな」

「友達なんかじゃない!」


 顔を真っ赤にしたタイリンが怒る。

 それを笑って流しながら、館に向かって歩き出した俺たちの目の前にふらりとなにかが横切った。


 人間だった。


 知った顔じゃない。

 ここの村人だろう。簡素な服を着た、若くもない見かけの男は夢遊病みたいな足取りでふらふらと左右に揺れて、


「う……あぁ」


 言葉になっていないうめき声をあげる。

 暗闇のなかでもはっきりと異常のわかる、不気味に濁った眼差しがこちらを見た。



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