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第三話 製造番号《アインス》

第三話目投稿。ひさしぶりの戦闘が下手になった。

 右手を挙げ、機械の駆動音と同時に発射される、轟音の元。

勿論、マシンガンである。


あちらの世界でも使っていたが、やはりこちらの方が使いやすい。


そして、その弾丸は目の前にいる男に吸い込まれていくように向かう。



こういうためらいが無いのも、耐性、かな?


どうでも良いが。


だがこんな事で死ぬ訳が無いだろう。相手は能力者。

能力者とは、戦車よりも硬く戦闘機より攻撃機よりも早い。


だからこれは牽制。



「何だよお前」


やはり機関銃程度はどうにか止められたようで、相手の背中から数センチ離れた空中で停滞している。

そして、ソイツがこちらを向く。




「…………!!!!!!!!!」



言葉が出なかった。

覚悟はしていたはずだった。そう。


コイツと会う事だって、容易に想像できていたはずなのに。



「ああ゛!? 御神ィィ!!! お前何でテメエここにいんだよ!!!!!!!!!

分からねえなああああ!!!!!!!!」


相手が多少驚愕しながらも、こちらに突っ込んでくる。

コイツの能力は……



相手の手から閃光が走る。それは徐々に形を作り、そしてそれは剣となった。

長い剣だ。雷を圧縮したような、発光していて逆光で、輪郭しか見えない剣。


「『雷電閃光ライトニングレイ』。なるほど、死体を操ってたのも生体電気ってわけかよ」


「うるせえな! お前はとっとと死ねよ!」


駄目だ、抑えろ。

今ここで暴れても、何も無い。こいつにも逃げられちまう!


でもよ、やっぱり俺は止まれないよな。紫達の為にも。



「能力発動!! 対象大気ィ!!!!!!!」


殺す!!!!!!!!!!


絶対に殺してやるよ。アインス!!!!!!!!




『HC-R』シリーズ。


お忘れかもしれないが、人口的に能力者を作る計画。ホムンクルス計画。

そして、それと追随してある、コード・リプレイ計画。


更にその二つを合わせ、凶悪にしたのが勿論、『HC-R』計画。


能力者で世界を統一するための組織、『HUMAN』。

そしてそこで研究され、生み出された最狂の能力を持つホムンクルス達。


アインス・ツヴァイ・ドライ・フィーア・フュンフ・ゼクス・ズィーベン



それぞれが人間のようであって、同時に人工人間。


「……待ってたよ。待ってたぜ。

お前らを、絶対に殺してやる!!!!!!!!!!」


足元で瓦礫が弾ける。

それと同時に風が吹き、アインスの前に俺が現れる。

そのまま右手で殴り飛ばすつもりだったが、雷の剣で弾かれる。そのまま切り下げようとするので、

風を逆噴射させて後方に避ける。


その隙に、剣が振り切られた瞬間を狙ってまたその脳漿のうしょうをぶちまけたかったのだが、


「ああ!!!? 帰還命令? バカ言ってんじゃねーよ!

アイツだよ。あの御神だ! 生きてやがったんだよ!!」


誰と話しているか分からないが、何か通信機のようなものをつけたまま話し続けるアインス。

その隙に拳を当てようとするが、避けられ、離れられる。


「ちッ! これからが楽しいトコなのになぁ! 命拾いしたと思っとけよ御神!!!!」


後ろを向き、そして周りに電気が生じる。

と同時に、その電磁力を使って一瞬でこの場を去った。



俺は、ただ逃したということだけ、頭の中にあった。


コロシソコネタ。



『おい。平静になれ』


「……分かってる…………!!!!」


次会った時は、殺してやる。

それこそ、逃がす間も無く、痛めつけて苦しませて殺してやる。




あっさり終わった。

次いつか書く戦闘は濃くする。

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