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謎の花園ザーイフ城  作者: アリアス・サカユ
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本棚の樹


 太い幹を持つ頑丈な樹の枝に吊るされた


 横になれそうな大きさのブランコ。



 木製の円板の卓、側にある椅子たちの上にも


 白い陶器でできた鉢に


 花の植え込みが飾られてある。



 樹には根に沿った階段があって、


 本棚になっている。



 インテリアとして鳥かごの中に


 花が飾ってあって、


 吊るしてあるのをいくつか見つけた。



 品種を見るに、夜には光花粉が煌くのだろう。



 手に取った本棚書籍は装丁が革製で、


 少しならいいかな、と開いてみた。



 ぱらぱらとめくり、


 とあるページに行き着いた。


 そこにインクで、”宝を隠しておいた”と


 記されていた。



 どうやら航海日記の書記者は海賊で、


 宝は他のページを読むに


 『ドラゴンのたまご』である。



 まさかこの島に・・・


 そんなわけあるまいか、と、書籍を戻した。

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