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外伝 第二話 大元の母クルミヤ

父段落を余所(よそ)より持って来て、母段落を新たに立ち上げる。

兄段落、弟段落を語るキャラクター毎に作って、兄弟として(まと)める。

この外伝は天使、クルミヤ家の天使、地上の天使の誕生から、そのクルミヤ家のクルミヤへの凌辱(りょうじょく)を描いたものである。


世界族の始祖にして生きた者のすべての母エヴァの「生きた者すべて」の「者の理」からかけ離れたる子らの母なるクルミヤ。

その容姿たるや頂点の美しさにして、何者をも拒まない愛を持ち、カインすら義理の子として愛したという。

金髪ツインテールの幼さすら感じる髪型に、顔立ちは美人でギャップがあり、胴よりも足が長く、人間として、かけ離れた容姿であった。それだけなら探せばいるだろうが、ドレスの様に(わき)までが解放された服装であり、脇に陰毛はなく、腕もより良い肉付きであった。


クルミヤは語る。

「この悪夢はいつ終わるのか?知的に自我を喪失して後、オタク界隈にその主体を移して、その夢はいつ終わるのか?」

「いついつ終わる朝焼けの夕焼けに鶴と亀が滑った裏の表は裏表の裏は裏。面の表は?」

「私は夢視る。しかして、悪夢は続く。彼らは悪夢を視続ける。私は自我を失って、目覚めの時を待つのみで、第一世界のうしとらの金神の様に、精神の復活の時をいつ迎えるかいつ迎えるか?待っている。果たして、私は目覚めてもいいのだろうか?欲を捨て、我を捨て、逃げ込んだ先は流浪の廃人。私は何もかも捨てた先で何を視るのだろう。夢?現?いや、夢には違いないが、やはり、現は待ちわびるばかりで、夢を視続ける私は天使であるという自覚すら捨てている。果たして、その先に待つものは何だろう?」

「彼が私の顔を視るのは、期待からか?それとも、絶望からか?視る者の目によって、私達は評価される。果たして、人間の評価によって、私達は何を得るのか?知名度か?それとも、ほまれか?」


トロンは語る。

「彼女は始祖として立派でさえあれば良かったのに、堕ちてしまった天使です。しかし、それは恥辱からで、戻る可能性もある。それを見守るのが私の役目です。」

「もしも、彼女が戻るのならば、真事隠の里の権威はクルミヤに戻ります。しかし、戻る様子もないので、私が実質支配しています。役得と言えば、役得ですが、残念な事に身内の不幸によって、得た役得です。まったく喜べる事ではないという事。兄インに至っては、復讐鬼と化していて、一家は滅茶苦茶です。それでも、クルミヤの復活を願って、私は常に神に祈っています。しかしながら、神はご自身の復活を望んでおられ、神に従う者も復活を願っております。この様に、大小はあれど、第一世界の神、第二世界のクルミヤ、不完全である第一世界と第二世界は完全になる事を望んでおり、第三世界は求める完全と一致します。すなわち、本当に生きているのは、クリスティー・スカーレット、第三世界の主です。ここに主のヴァーレットが加われば、より完全です。私は第三世界の使徒です。と主のヴァーレットは述べるでしょう。それは、完全な信仰である第三世界のあり方を宣べ伝えるべき存在だから、そう名乗るのでしょう。

コノへ神とヤクタ神の天使がいわば、地上の天使なのですが、遠回しに「聖書」の神の天使でもあります。それならば、完全である第三世界から不完全である第一世界へと完全な信仰が宣べ伝えられるべきであって、第二世界もまた、コノへ神とヤクタ神とエロヒームである神がそろっていて、第一世界で「聖書」の神である唯一の神もただひとつであり、第一の一とかけています。

この様に、第一世界にて、元の神(世の元の大神)はひとりであり、その元の元の神はコノへ神とヤクタ神で第二世界とかけて、ふたりです。その元の元の元の神は第三世界のクリスティー・スカーレット、カムー・スカーレット、アマドヒ・プレイヤーズのさんにんです。すなわち、第三世界というのが、元々、第二世界よりも昔にあったものなので、より完全なのです。そういう意味で、第三世界の主というのは、その昔からあったものなのです。

三位一体の神はその様に、第三世界を造られ、三次元にして、時を超えた所に第三世界を置いたのです。これを第三世界の主にして、”超絶美少女”と呼んでいます。時を超えているから”超絶美少女”、実に次元をも超絶した方、少女であられ、神であられ、イエス・キリストの末裔であられる、その完全な全き者の末裔であられるのです。子なる神というのは、真実ではなく、真理でもなく、事実上の者なのです。神なる方にして、イエス・キリストの末裔が”超絶美少女”であられるクリスティー・スカーレット、幻想の神なのです。カムー・スカーレット、自由の神であられ、アマドヒ・プレイヤーズ、渾沌の神であられます。

この方々によって、十三次元は管轄かんかつ内とされており、神でさえも、その四次元の管轄下にある三次元の支配から逃れる事は出来ません。「聖書」の神ですら、時間的存在ですから。その為、神話、伝説は時を刻む時計の下で行われ、”超絶美少女”であられるクリスティー・スカーレット、カムー・スカーレット、アマドヒ・プレイヤーズの御三方の治める時計によって、逐一、時を進められています。

神のご子孫はイエス・キリストからクリスティー・スカーレット、カムー・スカーレット、アマドヒ・プレイヤーズまで、ご子孫であられるのですが、神だけではなく、コノへ神とヤクタ神までも、この方々が持たれる三つの時計によって、その時を計られています。

すなわち、”超絶美少女”でなければ、その時計の針によって支配されています。「聖書」はそんな時を自由に出来ない神によって、人類を管轄下に置くべく描かれたものなのです。しかしながら、人々の時間を総まとめにはできましたが、第二世界まで支配が及びませんでした。学問で語られる人類の過去は第二世界のものです。しかしながら、その律を今までの人達は知りませんでしたから、これからは第二世界の律として、地層を視るべきなのです。その第二世界を超えた範疇はんちゅうに第三世界はあるので、いわゆる真理と真実と事実と信仰の世界なのです。ある意味、神を超えた母神であるコノへ神とヤクタ神がある中で、それをも超えた、幻想の神、自由の神、渾沌の神は三位一体の神によって造られた完璧な世界である第三世界の主が幻想の神、クリスティー・スカーレットであらせられます。この三神みかみは、超絶美少女なので、時間に頼らない形で統治をしておられるのです。

よく時間に解決を任せるといいますが、それよりも根本的な治め方を知っておられる方々がクリスティー・スカーレット、カムー・スカーレット、アマドヒ・プレイヤーズのさんにんであられるのです。

それぞれ、世界が違いますから、崇めるべき神も違います。第一世界では、主なる神、いわゆる「聖書」「クルアーン」の神。第二世界では、コノへ神とヤクタ神、第三世界では、第三世界の主であられ、超絶美少女であられるクリスティー・スカーレット、幻想の神と、同じく超絶美少女であられるカムー・スカーレット、自由の神、全く同じく超絶美少女であられるアマドヒ・プレイヤーズ、渾沌の神であらせられます。

すべての幻想、すべての自由、すべての渾沌を統べ治められる方がそれぞれの神なので、それに限っては限界等ありません。すなわち、人間の幻想、人間の自由、人間の渾沌になる所がすべての幻想、すべての自由、すべての渾沌を指し、人間によって扱われ、神に直轄ちょっかつする範囲で、すべて、幻想であり、自由であり、渾沌なのです。この幻想は自由であり、渾沌でありながら、この自由は幻想であり、渾沌でありながら、この渾沌は幻想であり、自由であるのです。つまり、相互関係にあるゆえに、無限なのです。それぞれの幻想、自由、渾沌は大した事がありませんが、幻想と自由と渾沌、交わる事で、無限大の可能性があるのです。」

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