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伏見稲荷大社【本殿】
全国3万社あるとされる稲荷神社の総本社
【御祭神】
本殿において五つの神々が鎮座されている(一宇相殿・一つの社殿に合祀)
主祭神『下社・中央座』宇迦之御魂神
『中社・北座』佐田彦大神
『上社・南座』大宮能売大神
『下社摂社・最北座』田中大神
『中社摂社・最南座』四大神
本殿に祀られている五つの神々を総称して稲荷大神と呼ぶ
【本殿構造】
打ち越し流れ造り、別名稲荷造り
【鳥居】
朱色が映える稲荷の鳥居
特に並んで立つ千本鳥居のトンネルは圧巻
【ざっくり歴史】
711年・渡来系氏族の秦伊呂具が稲荷山の三ヶ峰に三柱の神を祀る
827年・従五位下の神階を賜る
942年・正一位の神階を賜る
1468年・応仁の乱により灰塵に帰す
1499年・稲荷勧進僧や稲荷行者らが諸国を歩き社の復興費を長年募った結果、本殿が再興
1589年・豊臣秀吉が楼門を寄進、再建される
江戸時代初期・稲荷信仰が江戸を中心に大流行
幕末・千本鳥居の奉納が始まり盛んになる
明治時代・神跡七つ確定、親塚が建立されお塚信仰が盛んになる
1871年・官幣大社に列格
1946年・宗教法人伏見稲荷大社と改称