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隊長、壊れたってよ!

お越しいただきありがとうございます。


タイトルがまさかの霧島じゃなくなった!!

や、ちゃんとイズナちゃん視点です。


ブックマークが200超えました!評価人数が40超えました!ユニークが一万超えました!

ふぉぉぉぉぉぉ!おっおっ!

ありがとうございます!カメの歩みですが頑張ります!


 あ~、あ~、本日も晴天なり。


 みなさんこんにちわ、いづなです。何気に異世界生活二か月が過ぎました。


 聞いてください。リオンさんおかしいの。なんていうか壊れた?


 大きな黒い項にあるもふもふの鬣が顔に当たります。


 「もふもふ~。つやつや~。」


 今日も素直すぎるお口が元気に思ったことを垂れ流してます。


 「イズナ、苦しくないか?」


 「くるしくはないよ。でもねぇ?これはどうかとおもう。」


 「なぜ?こうすれば離れないで済む。」


 きょとんとした獣頭の金の目が不思議そうにつぶやいた。


 そうですけどね。


 いわれていることは正論だろう。確かにそうだろうとも。どこからか持ち出された柔らかい帯状の紐でリオンさんの背中にがっつり縛り付けられた私は手足をプランプランさせて遠い目をした。


 訓練場の空の下で。


 なんでこんなことになったのか。


 思えば熱を出した日からリオンさんはびっくりするほど過保護になった。食事の時に私に食べさせたがってたのはいつものことなんだけど、最近は子供椅子ではなくてリオンさんの膝の上がデフォになりつつある。


 しかし、それに納得いかないネージュさんとアルタさんが抗議してローテーションにしようとなった。さらにその様子を見たラパンさんまで参戦して食事のたびに公開羞恥プレイ状態。


 今までも私のそばには三人がいなくても隊員さんが交代でそばにいてくれたのになぜか熱から回復して一週間、リオンさんは私のそばを離れない。


 嘘です。訂正します。


 リオンさんが私を離さない。


 「寂しいだろう。」と言っては夜ベッドに私の潜り込んでくる。まぁ、正確にはリオンさんの部屋の客間のベッドなのでお借りしている身分としては文句も言えないが。


 朝は私より早く起きて鍛錬しているはずなのにシャワーを済ませて寝ている私の横に戻ってきて添い寝(?)している。毎朝起きると湯上りのちょっと湿った鬣に寝そべったまま肘をついてこちらをじっと眺めている金の目にぶつかる。もちろん私は不眠症で寝れないから全部その様子を感じ取ってるけど、寝たふりしてる。ちょっと時間もったいないなって思いながら。


 それに正直心臓に悪い。一応中身は30超えたおばちゃんなので緊張するからやめてほしい。


 誤魔化すように挨拶すると楽しそうに目を細めてポンポンと頭を撫でられて、私の肩に顎を載せてスンスンと匂いを嗅がれている。ゴロゴロと喉が鳴っていらっしゃるので機嫌がいいようではある。わざわざ押しのけて微妙な空気になるのも嫌だし実害がないのでそのままにしている。


 それから顔を洗おうとすれば程よく温かく湿らせた手拭いを持ってきて顔を拭われるし、着替え用とすればなぜか洋服をもってこられては、夜着を脱がされる。


 よほど熱が出たときに心配させてしまったのでしょうか。そういえばライオンはハーレムを群れを大事にするというのをアニマルドキュメンタリーで昔見た気がする。うん。


 それから抱き上げられて食堂でご飯を食べる。(羞恥プレイ込み)


 今までならここで解放されて自由行動だったのですがなぜかこの一週間はそのまま抱き上げられてリオンさんの予定に連れまわされている。交代で護衛してくれてた人も自分がいるから必要ないって帰してる。


 これまでネージュさんの執務室でお昼寝タイムしてたのがなくなった代わりに、リオンさんのスケジュールは異動が多いので抱っこされて寝るとか、馬の上で寝るとかになった。こういうときに子供の体は軟体動物もかくやって感じでどんな体勢だろうと寝違えとか凝ったりとかしないからありがたい。


 先日は隊長会議にまで連れていかれ膝に抱かれた。ほかの隊長さんたちはリオンさんの怪奇行動に目を見張ってたし、最近の様子を聞いていたのか団長殿は腹を抱えて笑ってた。ちゃっかりリオンさんの隣をキープしたらラパンさんに構い倒され、リオンさんは不機嫌になってた。最初は私なんかが聞いて大丈夫かって思ったけど、聞いてるうちに眠くなって、気が付けばリオンさんの資料の上はお菓子だらけになってた。


 そんなわけで今日も連れまわされてる私は隊の訓練だというのにリオンさんの背中におんぶされてる。紐の固定付き。悲しい。


 さすがにリオンさんの怪奇行動にアルタさんや隊員さんが止めてくれたけど聞く耳持たずです。


 「隊長~ケガさせたらどうするんですか。」


 「俺が背負ってるのに怪我なんてさせるわけがない。だがけがをさせたら減俸する。」


 んな無茶な。


 ……無茶でした。


 獣人の速い動きに子供の体は耐えきれず目を回した。さすがに吐かなかったのは偉いと思う。


 「さすがにそれはかわいそうじゃない?」


 そう言って呆れてたのは様子を見に来たラパンさん。


 「俺が預かっとくからちゃんと仕事しなよ。」


 って木陰に連れ出してくれた。


 ありがたやぁ~。


ご覧いただきありがとうございます。


リオンとうとうデレはじめましたww

このあたりがたまらなく楽しいです。これからも楽しくありたいなぁ!


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