16歳の殺し屋の物語
ターゲットに照準を合わせる。
風が消えた。
トットッ
サイレンサー特有の低い音が2度鳴った直後、ターゲットである2人の頭から血が吹き、倒れてびくともしなくなった。
「ターゲットの沈黙を確認。これより帰還する。清掃班、後は任せた。」
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「いやぁーさすがXだねぇ、500m先のターゲットを拳銃で撃ち殺して、それどころか当てたのは脳幹で一切痙攣時間を与えないとはねぇ、私も6歳の頃から10年間育ててきた甲斐があるよぉ〜」
「任務ですから。やって当然です。」
「そんな謙遜しなくていいのに〜これからもよろしくね♪」
うっわ気持ち悪っ。自分が30歳の男だってこと忘れてんじゃねぇの?まぁ天才変態科学者だから仕方ないか…
「本当は私の仕事がないほうが平和ってことでいいんですけどね。」
「あのね?わかる?世の中から悪い人は無くならなの。麻薬取引、暴力団、殺し屋集団、密輸、外国のスパイ、いくらでもいる。だから私たち政府の人間はそういう奴を虱潰しに倒してかないといけないの。だからあなたは任務を遂行することに集中しなさい。」
この説教何度目だよ…
「わかったよ、今日は疲れたから寝る。」
「お疲れさん。」
あー疲れた早く寝よ
はじめまして。友人の真似をして絵を描こうとしたら余りの下手さに絶望した学生の宮田孝です。この作品を開いてくださりありがとうございます。初めて文を書かせていただきました。のんびり投稿しますので暇つぶし程度でご覧下さい。