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 王室からお茶会のお誘いです

読みにくくてすみません。

数ヶ月が経ち、私は元気になり体力くも戻り、いつも通り健やかな生活に戻った。


熱で死の淵をさ迷っていたリヨン。その間に

シャルマン(フランス読み)王太子殿下(笑)の11歳の誕生日があったが、出席出来なかったリヨン。


そのせいか、起き上がれるようになったリヨンに王室からお茶会のお誘いが何度もあったが、その都度パパがお断りを入れてくれていたらしい。


シャルマンってシンデレラのチャーミング王子じゃないですか。


まさにサンドリヨンの主人公の名前だが、内容が違うんだよね。


ぶっ、ふふふっ。

シャルマンっ、笑っちゃう。

シンデレラの作者のネーミング悪すぎ。


でも私、王太子殿下の花嫁なんてなりたくないんだよね。

小説で読んだかぎりじゃ、王妃教育がマジ厳しいようだ、嫌だな。(面倒くさっ)


もっとやんわりした幸せがいいんだよね。


でもまだ10歳だし。王太子殿下と関わりを持たなかったら、結婚しなくていいんじゃないかしら。


うん、そうしよう。


そう考えていたら、ドアをノックする音がした。


「リヨン、パパだよ入ってもいいかい。」


パパだわ。


「はい、お入りください。」


「リヨン身体の調子はどうだい。」


「はい、お気づかい頂きありがとうございます、あれからとても調子はいいですよ。」

それは良かったと言って、近くのソファーに腰かけた。


「早速だけど、リヨン。王室から又リヨン宛にお茶会の招待状が頂いたんだよ。」


パパは複雑そうな顔をして、私に招待状を差し出した。


「王室からの招待状ですか?」 


「知っているだろうが、リヨンが伏せっている時に、シャルマン王太子殿下の誕生日があったんだよ、リヨンはその席に出席出来なかったからね、王妃様が是非リヨンに会いたいとおっしゃっるんだよ」


「お茶会ですか?」


嫌だなと 言葉にはしなかったが、顔に出ていたらしい。


「リヨン嫌なら断ってもいいんだよ。」


「パパ、断っても大丈夫なの?」不安げな感じで、私は上目遣いで儚げに言った。


パパは、優しく頭を撫で「大丈夫だよリヨン、心配はいらないよ」


まだ体調が優れないと伝えておくよ、そう言うとパパは部屋を後にした。




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