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 私、悪役令嬢っぽいかも?

緩い頭脳で妄想しているので、読みにくくてすみません。

リヨンって私か。


前世の名前と違和感が無くて安心たしたわ。

梨世→リヨン。


このリヨンちゃん、流れ込んできた記憶では只今10歳。


目の前にいる金髪パパと銀髪のママから産まれた大事な一人娘。


おめめはパッチリ、モスグリーンとライトグリーンを混ぜ合わせた感じの色、ちょっとつり目の猫目っぽい。

お肌は白く輝いている。

髪色はパパとママを合わせた金髪からシルバーのグラデーション。


このリヨンちゃん3日前から原因不明の高熱で、魂があの世と、この世を往き来しさ迷いかけていたところ、あの美ショタにみつかり、私の魂を合わせる事によってリヨンちゃんと梨世が助かるようだ。


梨世は死んでるんだが、魂は美ショタの手の中。助かる道は二つの魂を合体し一人の人として生きる。

摩訶不思議な神業、いや神の成せる業なんだが。


そのお陰で私梨世は、リヨンちゃんとして転生を果たした。


目の前にいるのはリヨンの両親、金髪碧眼のパパ、アンドリュー・ドランバレン侯爵。

とにかく絶世の美男、ドランバレン侯爵家当主。

銀髪菫眼のママ、ヨアンナ・ドランバレン。こちらも絶世の美女、ドランバレン侯爵夫人である。


声を掛けても、何も反応しない娘を

菫色の瞳が心配そうにみている。


「リヨンちゃん?パパとママよ、分かるかしら。」

余りに動じない娘を案じて、ママが私の頬を触り、此方に顔を向けさせた。


「ママ?」

となりにいる、イケメンパパに顔を向け

「パパ?」


「そうだよ、リヨン。パパとママだよ。」


「リヨンは、急に体調を崩してから日に日に身体が弱り熱が引かなかったよ、それが…良かった。リヨンは、目を覚ましてくれた。」


ママはパパの言葉に、更に涙を溢れさせた。


目覚めた私に、控えていた医師は熱や脈を計った。


医師は

「リヨンお嬢様の身体は、安定しています。もう大丈夫ですが寝たきりでしたので、急に動く事はおすすめ出来ません。暫くは安静にお過ごしください。」

医師は更に、身体を少しずつ慣らしながら動かし、食事も優しいものからにして下さいと言い、執事と侍女長とで、今後の過ごし方について話ながら部屋を後にした。


私、この二人から産まれたんだ


流れ込んできた記憶でリヨンちゃんが絶世の美少女って分かったけど、なんかやっぱり目がつり目っぽい、可愛い系美人の悪役っぽい感じ。


私は、はっとした。悪役っぽい感じ、まさかの悪役令嬢では?


嘘でしょ

「私は幸せになる」とお願いのひとつに入れていたのに。


これは、まずい事になりそうな予感。


確か流行りのTL小説や乙女ゲームでは、悪役令嬢が王子とヒロインの邪魔もしくはヒロインを苛めまくる、そして最後に悪役令嬢は王子から断罪される。


断罪されるとか、NO------------。


いや、いや、絶対にあかんやつやん。


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