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プロローグ

初めましてユートリアです。

小説を書くのは初めてなので未熟なところや自己満足な部分が多々あると思いますがよろしくお願いします。

この、世界には4つの異次元世界があり、その世界はそれぞれ妖精や魔物、神獣等といった人間ならざるものが存在し、時に協力し合いまた時には争い合いつつも共存している。

 4つの世界はそれぞれ違い、一つは文明が発達した旧世界「リアル」、2つ目は人間ならざるものと人が共に生きる新世界「イマジン」,

3つ目は悪魔や魔獣といった(全てがそうとはいえないが)人との共存を拒むものの世界、魔界「ブラムス」、4つめは神や聖獣と呼ばれる者の世界、神聖界「セイント」。

 4つの世界は、それぞれが他の世界と自分の世界の領域を守って、微妙な調和を保っている。

 だが、長き歴史の中でその調和を崩す者達が現れた。その者達は、4つの世界全てを我が物にしようと画策し、動き始めた。後に、異界大戦や大戦、戦争と呼ばれるこの戦いは、過去の栄光に縋りそれを取り戻そうとする過去の勢力争いに敗れた魔界ブラムスの、「ラグナム帝国」。4つの世界を支配し望み通りの未来を築こうと動く神聖界セイントの過激派とそれを以前から企んでいた旧世界リアルとが手を組んだ「ファルス連合軍」。この二つの勢力の争いは、新世界イマジンの島国バランを舞台に始められた。だが、二つの世界の争いは次第に泥沼とかしていった。この、戦いに参加しない者達は、傍観者となりみているだけだった。

 だがそこに、この戦いを終焉に向かわせる一つの小さくも大きな風が吹いた。もともとこの戦いを良しと考えなかった大戦の舞台となっているイマジンは大戦を止めようとはするものの政府の圧力により行動を、起こせないでいた。その、政府もこの争いになんら介入しようとしなかった。大戦に介入しない政府に、業を煮やした者達は非政府組織「悠久の風」を設立し、止めたいと願う者達を集めた。

 そして、設立から1ヶ月後、大戦の終結と両軍の討伐を目的とした、リアルやイマジン、ブラムス、セイントの勇士達の混合部隊「悠久の風同盟軍」が誕生した。

 悠久の風同盟の、介入により戦況は一変した。

 帝国及び連合、両軍ともに自軍よりも圧倒的に数が少ない同盟軍はすぐに、倒せると思っていた。しかし、同盟は帝国や連合よりも、個々の力が強く連携も出来ている同盟は当初の予想を遥かに変えた、両軍を圧倒するという結果を出した。早期決着かと誰もが思っていた。だが、両軍はそれまで使用しなかった、大量殺戮や無差別破壊のための兵器や魔術を投入し始めた。皮肉な事に同盟という存在が狂気へと両軍を走らせらせた。これにより、戦況はもとの泥沼へ戻り同盟は壊滅状態になった。

 壊滅の知らせを受けた本部は、新たな戦力を探して4つの世界を渡っていた。悠久の風のメンバーは4つの世界でそれぞれの理由で戦っている者達を見つけた。その者達は戦う理由である仲間や家族、恋人や故郷を守るために悠久の風のメンバーと協力し合い仲間を集めていた。そして、集まりはしたが大半のものが十代ものという事が問題になりはしたものの実力があるということで決定となった。

 そして10日後、特殊な空間で十分な修行を積み十代のもの達を中核とした、悩み苦しみながらも明日へと向かっていく今を選んだ、新生悠久の風戦闘部隊「悠久の風兵団」が誕生した。

 兵団が介入してから半年後、帝国、連合、両軍の大将が討伐されこの大戦は、多大なる人の命を犠牲として払い両軍の大将を討ちこの大戦は、終結した。

 後に残されたのは、ボロボロになった領土、武器や兵器の残骸、死んでいったもの達の亡骸、戦争の後残されるものだけのはずだった。

 微妙な調和を保っていた世界は、この大戦でその調和が崩れてしまい、永久に続くであろう悲劇が起こってしまう。

 あの大戦から数十年が経ち、あのときの戦士はその多くが亡くなり、戦闘能力はあの時の半分以下となった世界は戦闘方法を最低限のだけ残し、その多くを捨てた。人々は、この平和が永久に続くと思っていた。だが、それは嵐の前の静けさでしかなかった。

 それは、本当に突然のことだった。

 ある日、空に裂け目ができそれは、徐々に大きくなった。そして、その裂け目から突然大量の魔獣が出現した。あの、大戦で微妙な調和は壊れ時空に歪みができその歪みは、長い時をかけて増幅していき一気に意爆発した。それが、あの空にできた裂け目である。

 その歪みは人間世界である新世界イマジン、旧世界リアルだけでなく敵対する神聖界セイント、本来なら同族であるはずのブラムスにも異変を生じさせた。領土の一部が崩壊し消滅したり、今までいなかった場所に出現したりと、世界は混迷の渦の中にあった。

 出現した魔獣たちはそこに住むその世界の人々を襲い殺し喰らった。その魔獣達に対し、自衛程度しか戦闘力を持たない人々は、その数をだんだん減らしていった。魔獣たちを討伐するために、拒絶し合っていた四つの世界は協力し、魔獣達に対抗するための方法を創り上げた。

 四つの世界は、先の大戦で戦闘力を棄て魔獣の襲撃により文明を失った。それを人々は大いなる文明「オーバーテクノロジー」と呼んだ。四つの世界は、協力し合いその欠片を集め、復元し新しく創り上げそれを、それを対魔獣用の対抗手段とした。それにより、新たな問題が出来たものの魔獣による被害は減った。

 そして、その力を使うものを人々はこう呼んだ。

 「スイーパー」と

 この物語は、四つの世界を舞台に新世界イマジンの「スイーパー」の少年とその仲間達が紡ぐ日々と、望まなかったにも関わらず巻き込まれてしまう新たな大戦とその後の物語を描いた葬られし真実の歴史の物語である。




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