プロローグ
小説初投稿のためあんまり面白くなかったり誤字脱字があるかもしれませんので、生暖かく見守ってくださいお願いします。
俺は義仲 昴、高校2年の学生だ。
昔はそれなりに裕福な家に生まれて優しい両親に育てられた、小学生に上がる頃から様々な習い事を習いながら勉強に明け暮れる日々を送っていた。
護身術として空手や柔道を習い、友達と合わせてピアノやそろばんなんかも習っていた。
両親曰く、「習っておけば将来役に立つぞぉ!」と言われていたのを覚えている。
友達は多くはなかったが楽しい生活を送っていた、そんなある日、両親が事故で亡くなった。
当時中学2年生だった俺にはショックが大きかった、あんなに優しかった両親が父母揃って亡くなったために俺は親戚に預けられることとなった。
親戚に預けられてからは習い事はしなくなった、友達も裕福な家庭に生まれていた俺と仲良くしとこうと思っていたのか両親が亡くなってからはだんだん離れていった。
そんなことが続き俺の性格がすれていくのにそんなに時間はかからなかった。
本来ならば受かっていたはずのエリート高校に落ち、あまり評判の良くない高校に入ることになった俺はその高校の特色、つまるところの『ヤンキー学校』の特色に染まっていった。
気に入らない奴は殴り飛ばし、校内派閥の闘争に巻き込まれながらもそこそこの地位を高校2年の時には築いていた。
高校からの帰り道、いつもの奴らと連んでコンビニに行ったりレストランで暇を潰しながら帰った。
俺はいつもどおりに親戚の家に帰るつもりだったのだがそこで怪しい現象に出会った。
足元に何やら光り輝く模様が浮かび上がる、「これって俗に言う魔法陣か?」とか考えてしまった。
そんなことをパニックになりながら考えていた俺の視界は真っ白になり思わず目を腕で覆った。
10秒ほどたった頃、腕をおろし周りを見てみると見知らぬ場所に立っていた。
「・・・は?」