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二話

「なに……!?」

「勝ったら1800万独り占め。そのうえ名声も得られる。悪くない話だろう?」

 

 数十万マグナの賭け金で、1800万円もの大金が得られるのだ。

 賭けの条件としたら破格だろう。


「いいのかよ? このゲーム当たり所がよければ、魔王だって《一撃死クリティカル》するんだぜ?」

「まあ、そうなったらそれまで。だが《一撃死クリティカル》の当たり判定はテニスボール大ほど。魔王と勇者になると米粒以下の大きさだ。そのうえ一撃死効果があるのは、被物理攻撃と一部の魔法のみ。滅多に当たるもんじゃないさ」

「ふん……なんかうさんクセーな……」


 大丈夫。

 こいつは勝負を受ける。

 適当な理由を提示して、もう一押しすれば絶対受ける。


 俺は周りに聞こえないほどの小声で奴に語りかける。

 いかにも内緒の事情と言った雰囲気で。


「最近支持率が下がっててね。部下達に一騎打ちで良いところを見せたいってところだ。それに全体攻撃系で無駄に部下を死なせたくないしな」

「ふ~ん。なるほどなぁ……」

「……まあ無理にとは言わない。別に断っても……」

「いや待て、合点がいったぜ。受けようタイマン」


 ほら食い付いてきた。

 罠が張ってあるとほぼ気付いていても、1800万円の魅力には抗えないもんだ。






「《決闘デュエル》!!」


 俺と勇者ルゼが同時にそう唱えた。


 決闘タイマンシステムが発動。

 俺と奴を中心に、半径15メートルほどの結界が生まれる。

 これで三十秒の準備時間を経て、十分間の誰の介在も許されない決闘の時間が始まる。


 俺はエモノの大剣を準備しながら、横目で勇者ルゼの様子をうかがう。

 奴は鼻息荒くこちらを睨み据えている。

 どうも「スタートと同時に突っ込んでやる!」と言わんばかりの表情だ。


 ルゼは俺達の間に大きなステータス差があるのは認識しているだろう。

 さすがにそこまで馬鹿じゃない。

 勝算は薄いと感じているはずだ。


 それでもまあ、こいつの作戦は一か八かの博打戦法だろう。

 意外な戦法をとってくる可能性も考慮に入れるが、全部対処の効く範疇なはず。

 当然、博打戦法でやられるような事はありえない。

 俺はそんなぬるい対戦の詰め方はしていない。


 相手が誰であろうと俺はいつもの処理試合をするだけだ。

 頭を常に冷やす。

 ミスをしない。

 遊ばない。

 相手の戦い方に即対応する。

 勝つための最適手を選んでいく……それだけだ。


 ――決闘開始します。


 感情のない機械音声でそう告げられる。

 魔王レイドと勇者ルゼの決闘が始まったのだ。


「いくぜェ――ッ!!」


 奴は俺の読み通り、開始と同時に突っ込んできた。

 俺は後ろに下がりながら魔法で牽制する。


 力量差がある場合、先ほども言っていた《一撃死クリティカル》だけが怖い。

 奴はおそらくコレを執拗に狙ってくるだろう。


 クリティカルは全プレイヤーが持つ弱点だ。

 心臓の位置に、テニスボールから米粒ほどの大きさの《クリティカルポイント》というものがある。

 そこに攻撃を受ければ、体力や防御力がいくらあろうと死ぬ。


 ただそのクリティカルは、物理攻撃か、ごく一部の魔法でしか発生しない。

 その一部の魔法というのも、当てる事は難しいものばかりだ。

 だから奴は接近戦を挑み、物理攻撃でクリティカルを狙ってくるはずだ。


 逆に俺は、敵を物理攻撃の間合いに近づかせなければ、負ける要素はほぼないと言う事だ。

 とことん寒いプレイに徹し、長距離戦でのみ勝負する。


 奴に毛ほどの勝機も渡さない――これはそういう戦いだ。


「くそ! 近づけねぇ!」

「《炎渦イグニストーム》!!」


 《炎渦イグニストーム》――そこそこ連射も効いて、攻撃半径も広い。致命的なダメージは期待できないが、牽制や少しずつ体力を奪うのに有効な魔法。


 このまま牽制魔法で倒しきるのがベストな戦略だ。

 ただそんな戦い方じゃ、ギャラリーの連中もつまらないだろう。

 俺個人の戦いならば、そんなつまらない勝ち方でも構わないのだが、魔王という立場にある以上、ただ勝つだけでは駄目なのだ。


 奴が俺に突っ込んできたその時、足下から真っ黒な蔦が伸びて奴の足下に絡みつく。


「……な!? なんだコレは!!」


 奴が俺の仕掛けたトラップを踏んだ事により、拘束魔法が発動したのだ。


 《搦ム魔弦エントワイン》――魔力量に応じて一定時間拘束する魔法。ただし一撃を与えたら解除される。


「《搦ム魔弦エントワイン》くらい知らないのか? 中級魔法だぞ?」

「そんな事は知っている! 俺が聞きたいのはいつのまに仕掛けやがったって事だ! 俺は注意してた。《搦ム魔弦エントワイン》は使われていないはずだ!」

「牽制魔法で目くらまししている最中に仕掛けたに決まっている。まともに拘束魔法に引っかかる奴なんていないからな」

「くそっ……!」

「何個も仕掛けたのになかなか踏まないもんだから、てっきり気付かれていると思ってたよ。勘で避けていたんなら、そうとう運がいいなお前」


 奴はがっくりと肩を落とした。

 近い力量同士の戦いなら、一度拘束されたくらいでは負けない。


 《搦ム魔弦エントワイン》で拘束されても、移動できなくなるだけで、物理攻撃も魔法攻撃もできるし、なんせ軽い一撃をもらっただけで拘束は解けるのだ。


 だから解除したければ、敵の攻撃を致命傷にならない程度でわざと食らえばいい。


 ただしそれは一般的なプレイヤー間の話だ。

 一撃といっても魔王の一撃は、耐えられるものではない。


 つまりこの時点で、ルゼの負けはほぼ確定したのだ。


「くっ……殺せ」

「ん? なに勘違いしている。本当の要件はこれからだぞ?」

「テメエなぶって見世物にするつもりか!?」

「ふっ、だいたい当たりだ」


 裏がないわけがない。

 そうじゃなければ、俺がこんなメリットの薄い勝負を仕掛けるわけがない。


「《魂ノ奪取ソウルコレクション》!!」


 俺は奴に向かって魔法を放出した。

 

 《魂ノ奪取ソウルコレクション》――魔王専用の魔法。総資産マグナから5%ずつ奪っていくという極悪な魔法。


 ただ通常時では有効距離も短く、弾速も遅くて当てられない魔法だ。

 だがこの拘束されている状態では簡単に当てる事ができる。


「あ、ああ……俺のマグナがぁ……」


 自分の総マグナを確認したら2万6千ほど増えていた。

 ふむ、奴のマグナは推定50万マグナと読んでいたが、だいたい推察通りの値だな。


 ルゼは現金にして2万6千円失った事になる。

 奴の現実での素性は知らないが、おそらく安い金では無いだろう。


「さ、勝負の続きといこうか」


 口の端をつり上げてルゼにそう告げた。


 《魂ノ奪取ソウルコレクション》の一撃を当てた事により、奴の拘束は解けて自由になっている。

 つまりほぼ勝ち確定から、仕切り直しの状況になった。


「てめえ……絶対許さねぇ……!!」


 激昂した奴が飛びかかってくる。

 俺はそれに対して、また牽制魔法を放つ。


「そんなモン食らうかッ……よ!? な、なんだコレは!」


 奴が横っ飛びに魔法を避けた先の地面から、黒い蔦が伸びて奴の足下に絡みつく。

 俺は奴が避ける場所を予想し《搦ム魔弦エントワイン》を仕掛けておいたのだ。


「くそッ!! またかよ!! …………って事は……ハッ!?」


 ルゼは何かに気付いたように表情を凍らせた。


「馬鹿の癖に察しが良いじゃないか」

「よせ!! 止めろッ!! 奪うな!!」

「《魂ノ奪取ソウルコレクション》!!」

「ああああああああ……!!」


 奴の資産がまた溶けていく。


「さあ、また勝負再開だ」

「くそっ、ふざけんな!! 絶対ぶっ殺す!!」


 その後の展開は――奴を拘束しマグナを奪う――といった先ほどの一連の流れが何度も繰り返される。

 奴は金を失って頭に血が上っているせいで、冷静に戦える状況では無く、猪のように突っ込んでくる事しかできていない。


 もう拘束する必要すらない。

 俺は直接《魂ノ奪取ソウルコレクション》を何発もぶち当てていた。


 マグナを奪取するたびに奴の装備は退化する。

 勇者とは思えない安物の装備になっていく。


「フハハハ! 骨までしゃぶり尽くしてくれるわ!」

「ちくしょうざけんな! こんなのハメじゃねえか!」


 お馬鹿さん。

 それはお前が勉強不足なだけだ。

 対策はいくらでもある。


「ちくしょう! ちゃんと勝負しやがれッ! くそったれッ!」


 俺の主義として、システムとして可能なものは全部使う。

 それがハメまがいのものであっても、卑怯とされる戦法であってもだ。


 これらを使わず戦うなんてことは、手を抜いていると同じ事で、対戦相手を舐める行為と考えているからだ。

 ライオンはウサギを倒すときも全力でやる――それでこそ対戦相手に敬意を払っているという事だ。


「こんな戦法で戦って楽しいのか? あ? こんなんじゃ勝ったうちに入らねえぞ!!」

「ふぅ……まだ勝ったつもりはないんだがな。…………ルゼ。お前はそうやってあきらめが早いから弱いままなんだ。まだ勝負は決していない。限界ギリギリまであがいてみろ」


 そう叱咤してやっても、ルゼは「くそ! くそ!」と繰り返すのみ。


 ……どうやら折れたか。

 メンタル量の無い奴め。

 ある程度、熱を持った戦いも期待していたのだが……興ざめだな。


 まあいい。

 予定通りと言えば予定通りだしな。

 遠慮無く収奪させて貰う。


 俺は思考停止したルゼから延々とマグナを吸い続けた。

 何十回と……。

 すると真っ赤に茹だっていたはずのルゼの顔色がとうとう青く染まりだし、


「もう……勘弁してくれ……」


 と言って、戦意をとうとう無くしてしまった。

 俺に背中を見せて逃げていく。


「ひぃ……っ!!」

「おいルゼ」


 逃げた先の地面から黒い蔦が伸びて奴の足下に絡みつく。

 奴はそれにつまずいて顔面をしたたかに打ち付けた。


「あい……だぁ……」

「そっちは危ないぞって言おうとしたんだがな。まあ仕方がない。引っかかったなら遠慮無く貰うとしよう……《魂ノ奪取ソウルコレクション》」

「も、もう止めてくれぇ……」


 そうやって延々と拘束と奪取を繰り返し、時間いっぱいまで奴のマグナを吸い続けた。


 ――ビーッ!!


 ブザー音が鳴り響く。

 これは試合時間が切れた事を知らせる音だ。

 十分間で勝負がつかなかった場合は引き分けとなる。


「……おっとタイマン時間が切れたな。フフフ、我と引き分けとはやるではないかルゼよ! フハハハハハ!」


 勇者ルゼはマグナを吸われるだけ吸われて貧困状態。

 そのうえ装備のランクは最低まで落ちて――こんぼう、皮の服といういでたち。


 この姿では誰がどう見ても勇者ではなく、原始人にしか見えない。


 部下達からも、奴の原始人スタイルを見て大爆笑が起こった。

 顔を茹で蛸のように真っ赤にするルゼ。

 無駄にイケメンな顔が、さらに笑いを呼び起こす。


 …………プッ! くくっ……い、いかん俺まで……プ……笑ってしまいそうだ。

 だがここで笑ったら魔王としての威厳が保てない。

 俺は奴をなるべく直視せず、必死に笑いを我慢してルゼに問いかけた。


「どうしたもう終わりか……勇者?……よ」

「勇者って部分に疑問符を付けてんじゃねえっ! くそッ、舐めプレイしやがって! このまま引き下がれるか!」


 今の奴の状態であれば、剣先で突っついただけで死ぬだろう。

 というより、こけただけでも死んでしまいそうだ。


 だがあえて自分では倒さない。

 それでは奴を苦労して“削った”意味がない。


 ――奴にはもっといい処刑方法がある。


 俺は片側だけ口角を釣り上げると、部下達に向き直り高らかに叫んだ。


「聞け! 我が親愛なる部下達よ! 勇者ルゼの首級を挙げたモノには50万マグナの褒賞を出そう。今なら誰でも倒せる。早い者勝ちだ!」


 部下達から「ウオオオオォォォォー!!」「勇者といえど、あの状態なら俺でも余裕だぜ」「さっすが魔王様! 太っ腹!」等と、吠えるような喜声が沸き上がった。


 50万マグナ。

 つまりいまルゼを倒すと、50万円もの大金が手に入るのだ。

 そりゃあ表情も一変するというもの。

 彼らにはルゼの顔が現ナマに見えている事だろう。


 俺はコンソールを開き、勇者ルゼ打倒報酬を『50万マグナ』に引き上げる。

 そして天に腕を突き上げると、


「スタートだ!」


 ――パチンッ!


 キザったらしく指を鳴らす。


「ヒャッハー、50万は俺のものだぁ!」

「それだけあれば上級装備が一気に揃う!」

「ぐわばばば! お前らどけえ!」


 血走った目でルゼに飛びかかっていく部下達。

 そのさまはバッタの死体に群がる蟻のよう。


 部下達へのこういった余興やご褒美も、魔王政権を守るのには重要なことだ。

 魔族なのだから見世物も、ほどほどに下種いのが良い。

 俺は悪徳を積む事に真面目な魔王を目指しているのだ。


 俺は愛馬ブラックペガサスに乗り、上空から必死に逃げ惑う勇者ルゼを見て鼻で一笑すると、魔王城に向かって飛び立った。






 城に凱旋すると、大歓声と共に周りに仲間が集まってくる。


「お前すごすぎ! あいつらお前がいる限り、ずっと魔王打倒できないんじゃないか?」

「おい。なんかチート使ってんじゃねえのかレイド? お前一人でゲームバランス崩してるっての」

「すごかったッス。俺もあんな風に動ける様になりたいッス」


 と、賛美の嵐。

 俺は彼らに手を挙げて応えた。


 そういう称賛のされ方も昔は好きだったが、今は噛みすぎたチューインガムのように味が薄まってしまった。

 それはもっと美味で芳潤な甘露を味わったせいで、舌が贅沢になってしまったからかもしれない。


 俺はまたその甘露を味わいたくて、大本命の元へと向った。


「ナリカ。留守番ご苦労様」

「魔王様! おかえりなさい! とってもとってもすごかったです!!」

「ははは。ありがとうナリカ。ナリカこそ城守ご苦労様」


 まずは彼女の頭を撫でた。

 こうすると彼女は喜んでくれる。


「モニターで魔王様の闘いを見てました。わたしにはレベル高すぎてなにがなんだかでしたけど、すっごいカッコよかったです! 魔王様の戦い方は美しくて、派手で、いつもカッコイイです! 絶対このゲームで魔王様が一番強く美しいと思います!」


 ……ああ、気持ちがいい。

 彼らには悪いが、彼らの百の賞賛より、彼女の一の賞賛が俺を蕩けさせる。


 シビアにこのゲームに向き合って来た俺だが、今は彼女に褒められたくて頑張っている面が強い。


「ははは、大げさだって。作戦が上手くはまっただけだよ」

「いえ圧倒的で、安定感があって素晴らしかったです! いまの戦いも録画しちゃいましたから、あとで何回も見ちゃいますね」

「なんか恥ずかしいな……でも、ありがとう」

「いえ、わたしの方こそ、こんな素晴らしい感動をいつも頂いてしまって……」


 頬を紅潮させて軽くうつむくナリカ。


 ……んん? なんかいい雰囲気じゃないか?


 もしかして、今こそ彼女に気持ちを伝えるチャンスなんじゃないか?


「……な、なあナリカ」

「はい魔王様?」


 くりくりと大きく無邪気な目で見つめてくる。

 自身を落ち着かせるためにゴホンとひとつ咳払い。

 い、いかん……身体が震える。


 駄目だ、弱気になるな。

 俺は全てを蹂躙し、欲しいモノは全て手に入れる――絶対無敵の魔王なんだ。

 恋人だって例外じゃない!


 そう自分に言い聞かせ、奮い立たせる。


「……お、俺……ナリカのこと……っ」


 ――ジリリリリリ! ジリリリリリ!


 その時とんでもないバッドタイミングで、セットしてあったタイマー音がそこかしこで鳴り響く。

 現実世界に喚び覚ます悪魔の音色。

 学生が一番嫌いなSEナンバー1。


 せっかくの告白タイミングに水を差された俺は、盛大に溜め息をついた。


「……魔王様どうなさいましたか?」


 不思議そうな顔でこちらを見つめるナリカ。


「いや、なんでもない。それより今日はもうお開きみたいだな」

「……はい。残念です。ずっと一緒に居られたらいいのに……」

「そう落ち込んだ顔をするな。また今夜会えるから」

「……はい。うれしいです」


 そんな何気ない言葉にナリカは顔を輝かせてくれる。

 うっ……ホントかわいいなぁ、この娘はぁ!


「今夜もお待ちしていますね。約束ですよ。絶対、絶対ですよ!」

「そんなに念を押さなくてもわかったって。約束する」

「……はい。楽しみにしていますね」


 俺は彼女の頭を撫でた。

 すると彼女は気持ちよさそうに目を細める。


 しょうがない……告白はまたの機会にするか。

 大体こんな大勢の前で告白だなんて、ムードがないし。


 あたりを見渡すと「おつー」とか「またな」とか、別れの挨拶で溢れ返っている。

 学生や日勤チームはこれでいったん離脱だ。

 俺も高校に行かないと。


 俺はナリカに手を振って、


「じゃ……“おはよう”ナリカ」

「はい“おはようございます”魔王様」


 と、お互いに“別れ”の挨拶をした。


 コンソールを操作しログアウトを選択する。

 すると風景が遠ざかり、視野に白く眩しい世界が広がっていく。


 ああ、どうやら今朝もいい天気のようだ。

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