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姫と補佐官の革命生活  作者: さなぎ狼
始まりの話
5/36

補佐官の考え

現在場所ー東洋大帝国ー宮廷


宮廷内は朝だというのに五月蝿く、またそれは官吏が一生懸命働いている証でもあった。王専属補佐官というのは夕方になると玉座の間に行くのだがそれ以外は自分のやることを全うする。


「いや、第三補佐官良く来て下さいました」


ここは行政室と言って、国中の経済を統率する場所だ。かなり巨大な施設で棚には物価の記録や会議室がある部屋もあり、会議室、集計するなどしてこの国の経済を指揮している。


「いえ、これも務め、しっかりと来なければ」


「はい、ではこちらにお座りを」


そう言って席を持ってきて誘導するのは経済大臣のウシボシさんだ。かれは漢服を着るのを嫌い。今は平民の着るような形の金の糸でしつらえたくっそ豪華な服にこれまためっちゃ沢山の装飾をしている。だけどこのじいさん、見た目もさることながら、顔はかなり深いしわと白い髭が何とも言えない穏やかな顔でとても和む。


「サテ今日は何をするのかな?」


「今日は国の穀物倉庫に修めた証、「預かり証」を利用した新しい経済システムです」


「ああ、以前いってましたね」


「はい、預かり証とは国に納める税の穀物をどれだけ入れたかの内容をかかれたものでありまた、それ

をつかって穀物を引っ張り出すものでもある。ようは預かり証を金と両替出来るようにしてその時の穀物の物価で利潤を取るわけですまぁ用は穀物を売ってるのですが」


なるほど良く考えた物だ。もし豊作の時に買えば安いし、凶作の時は高く売れるもんな。

と、でもいうとおもったか?あれだろ?これやると豊作の時は注文殺到しちゃうだろ?すると物価が上がるだろ?だってないんだもん。

するとさらに倍額出払って手に入れるだろ?


凶作の時は?


高すぎるから国が全部買い占めるだろ?国が全部回収ですわ。何も変わりませんわ。国が回収できなかったら?国売ってるから穀物。そん時は国が国民からかっているときだけ、普通国より金持ちはいないって。


「これを見てどう思います?補佐官殿」


「ん~そうですね、とりあえずこれは国の循環システムで成ってしまうので改良しておかないと」


「は?国が儲かるための政策でしょうが?何を言ってるの?」


余りにも拍子抜けのことを言われたらしく目を丸くしてきょとんとしていた。


「あ、ですよんね~」


「そうですよ補佐官殿」


「あ、ではそれを駆使して新しい外交を築きましょう」


「なんです?」


「他国のお金と自国のお金を基準をつけて流通が出来るようにするのです、そうすれば今までだったら活動範囲が金の違うことからこっちに来てないキャバランも呼べますよ?さらに外交強化も出来ます。」


「おお!それはとんでもなく凄いことではないですか!ではこれは外交大臣に報告しなければ!」


「はい」


「まぁ、デメリットは在るんじゃろうが外交結束強化は侵略帝國で巨大な我が国は孤立してるからこうでもしないとできないしの!」


「はい」


「ではこの議案はあとで王に審議して貰うとして、補佐官殿、一つ宜しいかな?」


「なんでしょう?」


ふがふがとッ興奮した物言いでいう。


「まもなく行なわれるという侵略戦争は何が目的なんじゃ?奴隷確保と王はいっておったが労働力は確かに必要でも、そんなにイランじゃろう」


「ああ、奴隷確保で戦争は馬鹿のやることですからね」


「うむ、余りにも馬鹿すぎてなにもいえなくなるな」


「今回の侵略するのは一つはこの東洋大陸の完全制圧による国の防衛力の強化ですね」


「うむ海戦ばかりでは三十四万の軍で他国も戦争が困難になるからな」


「そしてもう一つは魔緑諸島ですが、これはですね、どうも魔族の完全掌握が目的ですね」


「なんと!完全掌握?あそこをか?何時もしめっていてどことなくする異臭、変わり果てた果実、そして毒蛇、毒沼のあそこを占拠してどうする?っていうかあそこ劣人しかいないじゃん!劣人の族国だもん!」


「確かにすでに一部掌握していますが、何でも魔族の使う魔法?っを解くタメかと」


「なぜそれで戦争に?」


「はい西洋でつまり絶賛戦争中の白い人間達が彼を産みとても活気付いているからでは?」


「ん?なんといった?」


老人が。


「だからですね、勇者ですよ勇者!」



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