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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

真珠の国の物語

真珠の国の恋人?

完璧なストレス発散です。よろしくお願いいたします。

阿野根の作者

「貴女が弟の恋人か?」

彼と結婚することになったので、彼の家にあいさつにいったら彼のお姉様に言われました、まあ、このシェル王国は日本人の私から見ると男女逆転の国ですが...お姉様、美青年ですね、筋肉ついてるし。


「もう少し、修行が必要なのではないか?」

何で私、お姉様に抱き締められて耳元でささやかれてるんですかね。

「なんの修行ですか?」

私が恐る恐る聞くと、彼女はニヤリとした。

「男性を抱くための修行だ。」

あの~、何で私お姉様にそんな事言われないといけないんでしょうか?


「お姉様、美香菜は私の恋人で今度結婚する、私の旦那様ですわ。」

セージェル、私の跳ねっ返り(と言うことらしい)の恋人が抗議してくれた、今日は美女っぽいけど、いつもの海洋資源研究所の仕事の時は線の細い美青年って感じでしゃべり方も違うのにな。お家仕様なのかな?

「セージェル...私、どうに反応したら、いいの?」

お姉様の力強い腕の中から全然逃れられませんが。


「名のりまでしてるなら、益々、必要だな、安心しろ、私がお前の姉恋人になって、結婚まで導いてやる。」

そう言うと今度は抱き抱えられました、ご両親もいるのにやめてください。

「まあ、ローディ、やめてあげなさいよ。」

お父様が止めてくれました。

「嫁さん、アンタ弱いな、ま、外部の女なんぞ、そんなもんだがよ。」

お母様、傍観ですか?

「お姉様、離してくださいませ。」

セージェルが言いました。


「どうせ、経験もないんだろう、可愛いな。」

色気のある声でお姉様は言いました。

「あー、ご期待にこたえず、すみません、言いづらいのですが、セージェルとそう言う事になったので、名乗られました、初めてはセージェルです。」

こんな事言っても良いのかな?でも、はしたない男でごめんなさいねって押し倒してくれたのセージェルだし。

「そうよ、お姉様が教える事なんてなにもないのよ、美香菜は私がこれからみーんな教えるからいいのよ。」

あのー、何気に恥ずかしいです、セージェルの事愛してますが。

「.....男性には、荷が重い、美香菜、私がすべて教えてやろう...可愛いな美香菜は、外部の女が男性なみに可愛いって噂は本当だったんだな♪」

そう言うとお姉様に連れ去られました。


お姉様、やめてください、私が愛してるのは、セージェルなんです...いや~、姉弟(キョウダイ)まとめて面倒見られませーん。

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