大好きなあなた
ね、私、あなたのことが大好き。
いつも優しくしてくれて、ありがとう。
あなたが私にやさしくしてくれる度に、私の心が癒されていくの。
私ね、あなたに出会えて、本当に幸せ。
あなたがいてくれるから、安心できるんだ。
いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
あなたが優しすぎるから、すっかり頼るようになっちゃった。
私ね、たぶん、あなたがいないと、挫けてしまうわ。
あなたがいないと、落ち着かないもの。
いつも包み込んでくれて、ありがとう。
あなたに抱きしめてもらうと、涙が出るよ。
私ね、あなたの優しい抱擁が、とても好き。
あなたがいるから、上を向けるのよ。
いつもわがままを聞いてくれて、ありがとう。
あなたが私に振り回されて、私、申し訳なく思う。
私ね、あなたがぐちゃぐちゃになっていくのを見ると、心が痛い。
あなたがいる事に、甘えちゃっているのかな。
大好き、大好きだよ。
いつまでも一緒にいようね。
ずっと、そばにいてね。
ね、抱きしめてもいい?
私、あなたを心から愛しているの。
ね、もっと強く、抱きしめてもいい?
大好き、大好きだよ。
「あ。」
私たちの愛は、ビリリという音で引き裂かれた。
私が、一方的に、激しく絡み合うよう愛を求めた結果、その身を裂いた。
「ああー!!三年物の!!愛用毛布がー!!!」
あんなに愛し合っていたというのに、私は躊躇することなく、愛する毛布をゴミ袋に入れた。
「次の毛布は、もっと高いやつにしよ!!」