表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/78

ダンジョンへ行こう

 夜が明け、東の空が明るくなった頃、俺達は獣王国に到着した。


 国といっても、見渡す限り草が生い茂っている大草原である。


 「ここが獣王国なのか?」


 「先生、獣王国は広いです。さらに首都までは二日かかります」


 さすがにヒマすぎるだろ、かれこれ一週間以上移動している。


 「仙人様、この辺りにダンジョンがあった筈です」


 ユウが教えてくれた。


 「よし! 暇潰しに行ってみるか!」


 ◆◆◆


 ダンジョンは亜神級、神級、大神級と三つのレベルがある。


 亜神級が比較的簡単、神級は勇者や英雄が挑戦するレベル、大神級は攻略できたら歴史に名が残るレベル、といった感じらしい。


 獣王国にあるダンジョンは、亜神級の中でも更に難易度が低いようだ。


 「今回は入口付近までにしておきましょう」


 ユウが釘を刺してきた。


 お前が一番血の気が多いんだけどな。


 十中八九、ユウはダンジョンの奥深くに行こうとするだろう。


 もちろん、俺も行くつもりだ――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ