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死神登場

 「一人で勝てると思っているのかっ!」


 【悪徳王】の少し甲高い声が響いた。


 「一人じゃねえ! 死神を連れてきたぜ‼︎」


 俺の出番なのか?ユウは血の気多過ぎだろ――


 しょうがねぇな、音速を超えた速さで黒豹系獣人に近づき【七星神槍】で横一閃、首を切り落とす。


 「誰だ!貴様‼︎」


 獅子系獣人が地響きのような声で聞いてきた。


 「死神だ! この野郎!」


 ユウが大声で叫ぶ。いつから俺は死神になったんだ⋯⋯


 「お前ら!クスリ打て‼︎」


 【悪徳王】の命令を聞いた獣人達が、緑色の液体が入っている注射器を取り出し、首の動脈付近に注入した。


 獣人達の筋肉が大きく盛り上がり、眼は血走り、涎を垂らしている。


 全身から燃えるような殺気を発している獣人達と、しばらく睨み合い、奇妙な静寂が訪れる。


 聞こえてくるのは、草木の擦れる音、悲鳴のような風の音、互いの息遣いの音だった⋯⋯


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