表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界拳闘道  作者: 泰山仙人
アナルガルド最強決定戦
94/98

Dブロック三回戦

流閣対照芳

このオオアザ国で二大国技がぶつかるこの事実にオオアザ国の出身の者は関心を示しそして自身の信奉する流派の勝利を信じて疑わなかった。


両巨頭入場

袴を履き身綺麗な照芳に比べボロボロの流閣


「一体何がありましたかな?流閣殿」


「幻斎様からあるモノを仕込まれました。」


「正直自身の統一に精一杯ですがやれるだけの事をしますとも」


「そうですかまぁ柔が我が流派の質ワシから攻めますまい」


「胸を借ります。」


 流閣は武閣流の基本の型である矛の構えを取りゆっくりと照芳の制空権に近寄ってきた。


対して構えず自然体で待つ照芳

彼の目には流閣の周りが歪んで見え始めた

(幻斎老め一体何を仕込んだのやらここまでのプレッシャー貴方の息子以来ですよ)


観客席いた鉄斎は流閣から流れる闘気に既視感を感じた。


(こりゃじいさんの闘気?いやこの漏れ出てるのは尖閣のおっさん?じじいめ一体何を)


鉄斎は目を瞑り気功奥義の一つ

黄泉の目を発動する。


なるほど口寄せや憑依させてやがる尖閣の魂とじいさんの技術を流閣の器に上乗せしてるのか。



「この勝負は流閣が攻める前に照芳さんが崩すべきだったな」


流閣の破槍が繰り出される瞬間


照芳はそれを左手を犠牲に防ぎ右手と重心移動で流閣の右腕の肘と肩の関節を外した。


「外した…外させたな」

流閣は意に介さずそのまま左手の一本指で人中を突く。


照芳は倒れた。


「ふぅーっ!これが気功医療ですか激痛のはずが動かせる程度のダメージに軽減されてるここまでとは」


こうして準決勝の面子が出揃った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ