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異世界拳闘道  作者: 泰山仙人
アナルガルド最強決定戦
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Dブロック 第二試合 ルーナ対マッキン

「砂の国ナエルの出身ルーナ対魔人大陸から来た男マッキン!!どちらもアウトローに近いダーティーな試合が見られるぞ!!」


「んーふーふー?君が盗賊くんかね?」


「アンタが人にして人ならざる領域で生きた男マッキンが」


「構えてぇえええ!試合開始(はじめっ)!!」


ルーナは速攻で目潰しをかます。


マッキンは身体を逸らし腕を掴む


「いきなり目潰しかぁ〜貧弱な人間の発想だなぁっ!!」

マッキンはそのまま腕にぶら下がるようにルーナの腕を折りにかかる。


ルーナは飛び上がり腕を折られるのは回避する。

足に先に摘んだ砂をマッキンの目にかける

「砂遊びか〜ふざけるでないわっ!!」


(こいつ!)


「ちょこまかと素直に死ねぃっ!」


ルーナは飛び蹴りを放つ


「ムンっ!!」


だがマッキンはまさかのヘッドバットでそれを叩き潰す。


 鈍い痛みがルーナの足首に走る。


「〜っ!!」


「ようやくそのスカした面が消えたなぁっ!!!」


「ほらぁ!死ねよ」


 マッキンはそのままルーナの足首を掴んで地面に叩きつける。


(くっなんつー馬鹿力だよっ!けどよ頭に血が上ってくれてるお陰でよ)


ルーナ足の親指を立ててマッキンの左動脈を爪で引っ掻く


「ガラ空きだぜ、首元」


「んあ〜そ・ん・な・の・知・か・よ!」


マッキンはルーナを放り上げ落ちるタイミングでソバットを叩き込む!


べきっ!!


(肋骨の7番、8番、持ってかれた!!)


「ごっは!!」


(くそっ吐血してやがる肋が内蔵を傷つけたか、だが)


「あ?」


マッキンが倒れる。


「爪先に仕込んだ毒が回ったみたいだな」



「勝負有り!!!」


ルーナの毒はルール違反ですがバレませんでした。

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