Cブロック第四試合 ジェイク対キーマ
キーマ控え室
キーマは壁に拳を密着させ
「噴っ!!」
ぼごぁという音共に壁に穴を開けた。
「よく仕上がっている。」
ジェイク控え室
「る〜か〜く〜」
試合場ではアナウンスが鳴り響く
「本日最終戦!!Cブロック第四試合キーマ対ジェイク!!エルフの国ローディアンで培われた武を見せつけるか!!はたまた人類最先端の魔装が凌ぐのか!!両雄の登場です!!」
「どうだよセイニヒえらく派手な勝ち方だったじゃねぇか」
「セイニヒ君に追いつける可能性がある相手なんて早々いないよ!!」
「そうでもないさ。まぁ次の対戦相手は気になるからな」
「そうかよ」
「構えてぇえええ試合開始っ!!」
ジェイクは即座に発動させる。大地の体幹、水の手刀、膝下肘先は炎で覆い先端は風の加速で速さを帯びる。
全身魔装
対してキーマは自身の魔法を強化していた。
爆炎魔法×暴風魔法
爆炎魔法
炎魔法の出力を上げて別種の魔法へ変異させるもの。
暴風魔法
風魔法に水魔法を8:2の割合で混合させ出力を引き上げると変異する。
「ん〜ふ〜…ひゃっあ!!」
ジェイクは左手の水魔術をムチのようにキーマにぶつけだす。
「爆っ!!」
キーマは全て手足で弾き飛ばす。
(体内魔術比率変化機動力へシフト)
ジェイクは加速してキーマに突進する。
「ボムズエアバースト」
キーマは爆発魔法を練りこんだ暴風壁を展開
(土魔術比率向上ガードモードへ移行)
ジェイクは吹っ飛ばされることなく攻撃の一手を打つ
(指先に水魔術の圧縮、風魔術で加速の射出口を生成)
「ぶっ飛べ、「スプラッシュ・ガトリング」」
「チィッ!」
キーマは横に避けた後に加速背後に回る
「ボムズ・インパクト!!」
掌に爆発魔法を貼りかます
「ロック・エルボー」
対してジェイクは肘を土魔術を硬質化させて迎え撃つ
お互いにダメージが溜まる。
この攻防は休まる事がなく続いた
魔術と魔法の意地の張り合いこの試合は長く続くだろうと誰もが思った時にそれは唐突に終わりを告げた。
(魔装が魔力の残量が)
「短期決戦が売りだったからなそれは俺もだが噴っ!!」
最後暴風魔法の蹴りで決着のコールが鳴った。
「ふっ次の対戦相手が決まったようだな」
「あぁだが勝つのは俺だっ!」




