Bブロック第三試合 ゴーキ対テーラ
「さぁ国の警官と投げの達人とのバトルです!!」
「おお!そこにいましたか、鉄斎殿に流閣殿、」
「あぁ照芳先生」
「次の試合が堪りませんでなあのゴーキ先生の投げ技が見られるとは」
「ゴーキさんは照芳先生が気をひくほどですか?」
「そうですな、あまり人と関わらないお人ですが実力でいうなら先代の武閣流当主と互角レベルですな」
「それほどまでに!」
「それは楽しみですな」
はじめぇええええ!!のコールでそれは起こる。
テーラが長年の逮捕術のタックルをかますが
ゴーキは足払いで空中に放り投げ、そこから高速で地面に顔面を叩きつけた!
「おっほぉ!」俺と照芳が同時に声を上げる。
観客全員の歓声に気を良くしたのか
「まだまだぁ!」
そして手を掴み放り上げ再度叩きつけるそしてそれを数回繰り返し繰り返し、そして
「とどめ!!」
ゴーキが最後に脚と手を連動させて
脚で払い
手で払い
テーラを大車輪のように回す。
そして側頭部をむんずと掴み反対方向に地面に叩きつけた!!
「いやぁ〜良いもん見れましたわー」
俺は感心しきりで喋ると
「ゴーキ先生前よりえげつなくなっとりますな」
なんかさらっと伝える照芳先生
「そんなにですか!」
普通にビックリしてた。
「具体的にどのように」
そして照芳先生は
「あの投げの回転数が以前の1.4回程加速しましたな」
「「へ〜」」
「もうなんだろな」
俺はもう素直に思ったことを述べた
「はい?」
「もう今日帰っていくね?」
「何いってんですか!アンタ!」
「いやーだってこの後十中八九ゴーキさん程じゃないだろ?」
「ほーっ!俺じゃ不満か」
「これは陛下!」
あっやべっ主催者様がキレておられる。だって青筋浮かべて震えてるものってか流閣も照芳の爺さんもなんかビビってるし
「見とけよ若造!!一発で終わらせてやる!!」




