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異世界拳闘道  作者: 泰山仙人
螺掌流 鉄斎編
7/98

オーガ

解説文どっさりですがお許しを(๑>◡<๑)

オーガ

オーガとは上位魔物に分類される単騎でオーク20体は一方的に殲滅することが出来る。また、上位魔物に分類される()()()()の条件の1つとして魔力の有無がある。

そしてオーガが使うとされている魔撃は火の属性となる。




魔撃とは魔物の内側の魔力を放出する

魔術とは人間が少ない魔力に最適な術式を施す事でようやく魔物の使う魔法の劣化版を使うことが出来る。


この世界、アナルガルドにおける魔術の歴史は浅い上位魔物に魔力が存在されると世界に知られたのは今から100年前、体内にも魔力の元となる魔素が存在されるとわかったのはそれから10年、その5年後一部の魔素の濃い人間が魔力というエネルギーの塊を作り出した事に成功それから15年これらのエネルギーの性質と解明を経ることで魔術革命は起こった。

上位魔物と同じ魔撃を術式を使う事によって威力は少し落ちるものの再現される事により人類の対魔物戦や戦争で大きく力を伸ばした。

そうして近年魔術士は2つのタイプに別れた。


遠距離型魔術士

遠距離計算や弾道計算、などが優れている者が多い、また運動神経のない者も多いまた遠近関係なく魔力切れを起こすと不調を起こすので、集団戦を好む最近開発された術式を2つ以上書き込める長い杖に演算魔術と魔術有効射程を伸ばす術式を組み込んでいる者が多い


近距離型魔術士

こちら長い杖ではなく、短い杖に魔術の消費魔力を抑える術式を組み込んで近距離で魔術を当てる優れた身のこなしを要するが、乱戦になるとめっぽう強く1人の近距離魔術士で中位の魔物10体は狩れる程。



魔闘士

主にグローブやブーツ、地肌に術式を書き込む事で格闘術の延長で戦えるまた、杖を通して放出して使うと魔力の消費が高いが拳程度の大きさを覆うならば魔力の消費は二十分の一以下である。

ただし戦闘センスがもっとも問われる部類なので近距離型魔術士を極めたからといった流れが出来ている。


そして上位魔物の五体に4人の強者が立ちはだかる


「ガアッ」


「お前さんが相手かいいカラダしてやがる♡」

鉄斎が茶化す様に言う

俺の見立てじゃあっちのグワイガンと暗器使いの嬢ちゃんが受け持ってる三体いる内の真ん中の奴が1番強えぇな


流閣と俺が相手するコイツらはあれに比べればそこまででもねぇな


「流閣さっさと終わらせるぞ」

「そうですねあの二人には少々荷が重そうだ」



―グワイガン視点―


流石にオーガこうも違うか

せっかく露払いまでしてくれてるってのに

オーガは魔撃たる火炎は俺の魔闘術と相性かいいからなんとかなるがそれ抜きにしても身体能力に雲泥の差があるこれが三体抑えられるのは俺とレナの連携で持って五分か

こりゃなかなかしんどいなぁ


―鉄斎視点―

「まっ早めにおわらせねぇとな」

「モンスターに俺の言葉はわからんだろうが…ガラ空きだぜ?」


鉄斎は最短距離を踏み込み狙うは胸部

螺掌流 気闘 剛ノ型 「螺掌底・点」

螺掌流が螺掌流たらしめる技、螺掌底である。

気功を取り込む事により捻りの衝撃を一点に絞り込む当たる箇所によってはこの技は確実に絶命たらしめる


ギュルルルルルルル…パァン!!


「ふぅ〜終わったぜ」


すると流閣も

「えぇ私も」

ドン!!

「まぁ胸を見事に貫いちゃってまぁ」

「鉄斎殿と心臓を破裂させるなんて人が悪い」

「出来るなら血は浴びたくねぇからな色街のねぇちゃんと一発やる為にな」

「はぁ〜やれやれ」


戦闘開始から猥談まで15秒!


―グワイガン視点―

どうにかあの2人からレナが隠れてるこの場所までなんとか引き離したが…

この三体、こうまで強いか魔撃まではなんとか凌げるが魔物のなかでもトップクラスの身体能力とこの三体の連携は対応しきれねぇ、

鉄斎殿と流閣殿ももう暫く掛かるか


オーガが口から火球を吐き出す

くっ

「ファイヤナックル」

ボン!

炎と炎で相殺するも、多少のダメージふ食らう

「グッフッ」

オーガは前傾姿勢になり突進して来ようとしたその時、

「レナっ!!」

レナが針を飛ばし目を狙うが指で止められる

「ヨクココマデフセイダ。キサマラナラワレノコエヲキクシカクガアル。」


上位魔物に位置される条件、知能がある事、魔撃を使える事、そして他の種族を従える程の戦闘力!

「くっ」

「タガ、我ラ相手二イツマデモツカナ?」

「時間稼ぎが出来ればいいさ」

「アノ2人カ、確カニ相当ナ実力者ダロウガソレヲ相手シテイル下ッ端2人ハ弱イ部類二入ルガアノ2人モ腐ッテモオーガオイソレトハヤラレヌ」

この三体のオーガは連携慣れしてる恐らくあの2体より個としても群れとしても強いしかも真ん中のリーダー格の奴は底が見えねぇ下二体に合わせてる感じなんだよな

相討ち覚悟で下二体のうち一体はなんとかなりそうだが


オーガの目の前に煙の爆発が起こる


「ファイヤ・ラッシュ!!」


炎を一定時間拳に纏わせ炎の拳撃を連続で当てるさながら魔術士のファイヤ・ボールが連続で当たる成形、射出、射程距離の計算のプロセスを踏む必要がない為発動までに時間もさして掛からず魔力消費はかなり少なく済む


…がボスオーガこれを初見で躱す、

「フム、当タレバ少々ノ傷二ナルカモ知レナイガ…ソノ前二無粋ナ鼠ガ居ルナ、ライガ、レフガ近クニ潜ンデルネズミヲ狩レ」


不味い!


「レナっここから逃げろ!!」


「逃スナッ追エ!」


グワイガンより迂回し2体のオーガはレナを追い始めた。

「クッソ!」


「先程ノ我ラオーガノ魔撃ヲ防グトハ大シタモノダガコレハドウカナ」

すると二メートルのオーガの胸部が風船の様に膨らみ次の瞬間


目の前が一瞬で炎に包まれた


―鉄斎視点―


あの炎は、

「急ぐぞ」


だがここで流閣が、何かに気づいた様で


「先に行っていて下さい僕はレナさんの保護とそこのオーガ二体を狩ります」


鉄斎は内心驚きつつもこの目の前の男ならわかるとも思っていた。


やはり嗅覚も一流のソレか

「わかった」



―レナ視点―


手持ちの暗記も使い切り逃げるけどオーガの脚だと時期に追いつかれるもう死んだと思った時彼は現れた

「大丈夫ですか?」

コクコク

レナは頷く

「この二体を殺るのでレナさんは隠れて下さい」

そうしてる間に流閣を狙い

二匹が左右同時にそしてタイミングをずらしながら接近してくる。


レナにとってそこから先は目を疑う光景だった。

レフガが最初に右の飛び膝蹴りを仕掛けたらなんと流閣は正拳突きで膝頭ごと撃ち抜いた。

「アアアアァア!!」

レフガが悲鳴を上げる

正拳突きを終えたスキを狙いラフガがレフガを土台に跳び上がり踵落としを喰らわせた。

…流閣は額でその踵落としを砕いたラフガの脚はあらぬ方向を向いていた。


そして追い詰められたオーガらは火球を放とうとするが

ズン

それより早く流閣の貫手が心臓を貫いていた


「武閣流 ‘モーセ’…鉄斎さんの援護に向かわないと、レナさんは見たところ怪我もされている様ですし撤退を」


ブンブン

するとレナは流閣に抱きつく


「ではこれから鉄斎さんとグワイガンさんの所に行きますのでついて来て下さい。」

コクコク

レナは頷くと二人は先程の炎の所に向かい出した。














レナちゃんが喋らないのには訳があるのでご容赦をm(._.)m

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