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鉄斎の鬱憤
流閣は目を覚ました。
「んっ……っつ!」
「よぉ、ここは気功の里の医療班だ
おっとまだ身体は動かすなよ?ここ半年は絶対安静だからな」
「奴は?」
「死んだよ、色々奇妙な点はあるがねあれの首を敵の前までもって行って掲げたら奴らは退いていったよ……」
「そうですか、終わったんですね」
「あぁ終わったよ」
王を失った魔人達は明確なビジョンを無くし、ただの野生の魔獣の一種に落ち着いた。
こうして一体の魔人から始まった騒動は終わった。…………なんで終わんだよぉおおおおおお俺今回の決戦なんもやってねぇぞ!!うちの皇帝が「お前は気功の里の最終防衛戦の切り札だ」なんて言うから待ってたら、一体しか来ないし、しかも王だし、流閣倒すし、やる事ねぇまま終わったよ。むしろこの戦終わった後の治療班の仕事しかしてねぇよ!!もう俺だけ大陸行こっかな!!
こうして主人公ガン無視で侵略戦争は終わった。
だがこの消化不良の男はある野望を抱くのだった。




