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異世界拳闘道  作者: 泰山仙人
侵略戦争
42/98

最新魔装対伝統武術

「にしてもこいつら船の上に慣れてねぇなヘニャヘニャだ」


「そうですねとりあえず幹部がいるところまで吐かせましたしそっちに向かいましょう」


……

「増援を呼んだのかい?」

ポールが膝をつくガーナに聴く


「いやぁオオアザの国にこの生物より速い船はねぇさ、でもなジンバルスには高速船がある。」


「でもあの船の人員の容量そんなに無いはずだよ?」


「まぁ恐らくこの船を現在進行形で襲ってるのは俺以上に強え2人だ」


「ふーん」


ポールの真後ろのドアが蹴やぶられる。


「よぉガーナアンタが膝をつくのは初めて見るな」


「鉄斎さんか後は任せてもいいかい?」


「おう、お疲れさん後は任せな」


「貴方が鉄斎?あのリベルドに勝った」


「まぁなアンタは?」


「僕は帝国軍のポール将軍だまぁこのまま捕まりたくないから見逃してくれないかな?」


青筋をビキビキとたてながら

「んなわけねぇだろ?」


「まぁそうだよね」

カチンという音を立て、

ポールは自身の魔装を起動させる


「ん?」


「これはね僕の内部に埋め込んである魔力生成臓器(マジック・オーガン)から生成した魔素を吸い取ってこの魔術装備の動力になるのさ」


ポールの右手のガントレットが稲光を発して

反対の左手のガントレットからマグマのようにドロリとした物を纏っていた。


「これは俺じゃねぇとしんでぇな」


気功武装を全身に覆わせる。


ポールはまず右のガントレットから雷のジャブを放つ


気功予知×気功操作×螺掌流 摺足 「幽体捌き」


これが噂に聴くすり抜ける技か

その技の肝は目の良さと足場だろう。


水面蹴りを放つ前に鉄斎が間合いを詰める


鉄斎はそれを察知し

「どうだい?これで水面蹴りの間合いは潰したぜ?」


「違うよ」


その時鉄斎は誤解していたポールが左のガントレットの魔術を解いていると

だが実際は。


(野郎呼び込みやがった!恐らくマグマガントレット仮で回転エネルギーを乗せて俺の裏を書き土手っ腹に穴ぶちあけるのが狙い)


ポールがその技を出した時鉄斎は完全に裏をかかれた。


ボンともバンともつかぬこと音がこだまする。


「君の身体はどうなってるんだい?普通の魔術を正面から受けて形を残した奴もいないのに防ぐなんて」


後ろに仰け反りながら腹を抑えながら

()()()()に来て良かったのは気功を習得出来たことだ」


打たれる刹那、鉄斎はその箇所に気功武装で保護をし、気功活性と気功武闘を併用しその攻撃を防ぎ耐えた。そして抑えた右手で気功医療を施し後数分戦える。


「いや、本来ならその籠手付けたアンタの勝ちだったんだろうがまぁ、相手が悪かったな」


「いやっ気功って技術があるってわかった時点で収穫だよ。」


ポールは自身の全ての魔力を右手のガントレットに注ぎ真上に放つ。


「なっ!!」


「この青い雷は帝国にとって脅威でありこれ以上近づかない方がいい武力行使ではなく経済的に攻めた方が良いっていう合図さ」


髪を真っ白になりポールはそのまま力尽き倒れた。


「フーっ軍人ってのはこれだからなぁ」

鉄斎はどっかりと座り

「俺たち武闘家は勝ってナンボ生き残ってナンボの世界だ。だがこいつら軍人は国の為に捧げてる怖いよまったく」



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