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異世界拳闘道  作者: 泰山仙人
侵略戦争
37/98

逃亡者

次くらいでサスペンスは終わります。

ん?想像以上に早いなぁ

ただ僕の面は割れてないハズだから今関所のハズレの森から抜けるかな。

そう考え、魔術式を持ち去った逃亡犯もといカールは考える。

いや、港からジンバルス経由も有りかなぁ?


一方ジェラートは、

場所はガルリム、ローディアン、ジンバルスの関所からそれぞれから最も近いパーラーの村に本部を設置している。


「ジェラート!!」


「ゴズモー?」


「何故この場所に?ナエル系ならガルリム一択だろう?」


ジェラートは葉巻をの煙をゆっくりと吐きながら答える。


「75%ガルリム行きだろう、だが奴は恐らく裏の人間のハズだ。我々の知らないルートを辿るかもしれん」


「でも!!」


「わかったそこまで言うならゴズモーお前がガルリムの国境付近まで行け!」


「なに?」


「俺はジンバルスとローディアン方面を指揮する。」


「ジェラート!!」


「ビッグ!」


「ビンゴだ!奴は、ジンバルス行きの貨物船の便で飛び込みで客が入ったそうだ」


「どうだボス犬は賢いだろう?」


一同がやれやれと首を振りながらも肯定する


「ネックス、捜査員のアサイン、ビッグは馬を回せ!」

2人は早々と動き出す。

「俺はルーナへ報告と外交手続きの要請する。」


「ゴズモー!!」


「俺は?」


「葉巻買ってこい」


「は?」


「読みを外した罰だ、安いもんだ」


「マジかよ」


「後この捜査本部を引き払う準備を、場合によっては首都に詰める可能性大だ!」


「わかった」



ジェラートの目の前で額を抑えるルーナ

「現在プール港街付近に潜伏していると思われますら、もしも取り逃がした場合には我々にも入国の許可を」


「ジェラート今帝国とジンバルスの仲は最悪に等しいわ、上に話は持っていきますがあまり色好い返事は期待しないで頂戴。」


「なら私も同行を」


「勿論よ上は現場の状況を知りたがってる」


「了解であります」



「パークマン宰総、ルーナです入室の許可を」


「入れ」



扉が開きルーナとジェラートが入室する。

「失礼します。」


「やぁルーナ、君がジェラート君かうわさは聞いてるよ」


「宰総殿に覚えて頂けたとは、光栄です」


「ルーナ、機密書の件だろう?」


「その通りです、ジェラート説明して」


「了解しました。

現在逃亡犯はプール港街近くに潜んでると思われます、そしてジンバルス王国行きの便に乗客名簿に奴の名前が」


そういってリストの写しを手渡す。


パークマンはリストを受け取りそれに目を通す。

「ふむ、わかったとりあえず君の報告のおかげで方針は決まった、君はこのまま奴を追え、ただしジンバルス王国への入国直前までだ」


「了解しました。」


「ジェラート君は下がりたまえルーナ、君は少し残ってくれ」


「はい」


「失礼します。」


ジェラートは部屋をあとにし


「ジェラート許可は取れたか?」


「ゴズモー葉巻は?」


「ここに」


「政治のカードが切られるその前に奴を捕まえるぞ」


「わかった」


急ぎプール港へと向かうジェラート一行だった。

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